転職した話。出産した話。
noteを放置してたら、いつのまにか人生がめまぐるしく変化しました。
noteに書きたいことは山ほどあったのですが、出産・育児で忙しくて・・・(これ大きな変化のひとつです)
実はここ1年で、転職して、出産しました。
今は生後6ヶ月のわが子の育児に奮闘中です!
人生ゲームでいったら、全員ストップする赤マスレベルの大イベントが、たった1年のあいだに同時発生… 自分の人生とはいえ、さすがにびっくりしています
最近、友人に会うと自分の近況を説明するだけで1時間近くかかってしまうので、noteにまとめてこれを読んでもらおうかな。
○転職しました
去年の6月、サイボウズ株式会社に転職しました。
「kintone(キントーン)」に代表されるグループウェアを提供する会社です。もしかすると「働きやすい会社」というイメージの方が有名かもしれません。
通信インフラ会社→Web広告会社→サイボウズと、私にとって3社目の会社となります。
サイボウズの本社は東京にありますが、私は新潟からリモートで働いています。
仕事は、コンテンツマーケっぽいことをしたりスポーツブランディングに片足をつっこんだりと、ありがたいことにさまざまな経験をさせていただいてます。
新卒で入社した大企業を退社して、地元新潟のベンチャー企業へ意気揚々と転職してきたのになぜまた転職したの?とよく聞かれますが、、
一言でいうと「サイボウズが発展していけば、あらゆる人が働きやすい幸せな社会になりそう!」と感じたからです。
最初、サイボウズを知ったのは青野さんのツイッターでした。
なんの気なしに検索すると「サイボウズ式」というオウンドメディアを見つけたので、ちょくちょく記事を読んでいました。
リモートワークやフレックスタイムだけでなく、育児休暇を6年とれたり強制的な異動がなかったり・・・と、働きやすい環境を本気で作っている会社なんだな、というのが第一印象でした。
そうやってサイボウズのコンテンツを見ていくうちに、私がずっと問題意識を抱いてきたこととサイボウズってリンクするのでは?と、転職先として気になるようになってきました。
問題意識、というと仰々しいですが、私は「地方と都心の格差」と「待遇を人質に人生を左右されてしまうキャリア」というトピックに対してまあまあ関心があります。
私は自分が生まれ育った新潟が好きです。でも4年前、Uターン転職するときは「いい仕事があるんだろうか?」と悩みました。
同じような悩みを、東京で働く友人からもよく耳にしていたんです。「いつか新潟に帰りたいけど、新潟にはいい仕事がないから・・・・」と。
この「いい仕事」というのは、簡単にいうと「首都圏で働くのと同じくらい稼げて、やりがいのある仕事」です。
特に「首都圏で働くのと同じくらい稼げる」ところが重要だと思います。いくらやりがいがあっても、給料が半分だとしたら転職は難しい・・・
「住む場所」としていくら魅力的でも、「働く場所」として魅力的でなければ地方は衰退していくな・・・と感じた私は「じゃあ新潟に魅力的な会社をつくればいいじゃん!」と、新潟のベンチャー企業へ転職しました。
ところが、転職してすぐにコロナの流行。リモートワークが急速に進み、「住む場所」が「働く場所」に縛られない世の中になってきました。
地方にいても首都圏で働くのと同じくらい稼げるようになるには「どこにいても働ける環境が整った会社」が増えるべきなんじゃないか?と考えるようになりました。
そのとき、最初に思い浮かんだ会社がサイボウズです。サイボウズ製品がどんどん使われるようになれば「情報共有」が進み、どの場所にいても働けるようになるんじゃないか。
さらにいえば、住みたい場所に住めるだけじゃない。情報共有が進めば、いろんな人が働きやすくなるのでは?たとえば、育児や介護などさまざまな理由で「フルタイム出社」が難しい人がチームにいても、情報が共有されていれば一緒に働きやすくなるよな… これからは人口減少社会で、さまざまな事情を抱えた人でも働ける社会になるべきだし… とまあ、かなりざっくりで楽観的な想像ですが笑、明るい未来が描けたんです。
採用サイトを見てみたら、たまたま自分の経験を活かせる職種で募集があって。これも何かの縁だ!と感じエントリーし、ありがたいことに採用してもらいました。
○出産しました
今年の2月、第一子を出産しました。
そうです。なんと転職して1年も経たずに出産してしまいました。
転職直後に妊娠が判明したので、当時の上司や同僚の皆さんには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした(というか今でも申し訳ないです)。
でも、職場の皆さんは本当に温かく接してくれて、、
「出産・育児はあなたのキャリアにプラスの経験となる。会社には、また戻ってくればいい」と励ましてくれた方もいます。
もちろん転職直後に妊娠→すぐ産休育休、というのは会社からしたら「おいおい勘弁してくれ・・・・」となるのが本音でしょう。
もともと、いつか子どもは欲しいなとぼんやり考えていました。実は過去に流産も経験しており「仕事とプライベートの優先順位ってどうすればいいの?もちろんキャリアは大切だけど、妊娠出産って自分でコントロールできない部分も大きいしな…」と、ずっと、本当にずっと悩んでいました。
転職直後というタイミングでの妊娠にもかかわらず職場で温かく受け入れてもらえたのは、心の救いとなりました。
幸いなことにつわりは軽く、ときどき東京オフィスへ出社できるほどでした。しかし出産は「この世の地獄ってここにあったんだな???」と本気で思うくらい大変でした。
現在は、夫とともに日々必死に子育てをしています。子どもが生まれると人生が変わるといろんな人に聞いていましたが、本当ですね。世界の見え方がまるっと変わりました!
○これからnoteに書いてみたいこと
以上、近況報告でした。
せっかく育休を取らせていただいているので、ちょこちょこnoteを書ければいいな・・・
↓noteを書きたいトピック
・つらすぎた出産レポ(促進剤を入れてから誕生まで27時間かかった)
・子が生まれて世界の見え方がどうかわった?の話
・夫婦で1年育休をとってる話
・5ヶ月の赤ちゃんと北海道旅行に行った話
ほかにも思いついたら、いろいろ書いてみよう!