【ご相談】子どもの宿題につき合うのがしんどい
5月に入りました。
新しい生活に少し慣れてきて
どっと疲れが出るころですね。
出だしがスムーズに見えても
意外と無理して頑張っていたりして
息切れしちゃう子もいるかも。
子どもの新生活をサポートする
ママやパパだって
ちょっと疲れが出てイライラ…
そろそろ慣れてもいいんじゃない?
そろそろ一人でやってよ
もう!何回言わせるの?
なんてね。
そんな中でも、
宿題につき合うのがストレス!
というご相談がありました。
小学2年生のお子さんのお母さん。
ダラダラしてしまって
なかなか始められない。
ダラダラやっていて
全然終わらない。
一緒にやろう!と誘っても
ぐずぐず。
隣に座って一緒にやっていても
ぐにゃぐにゃして集中しない。
「イライラが募ります…」
そうだよね…
とってもよくわかります。
疲れているのがわかるから
早寝させてあげたくて、
そのためには何時までに
ごはん食べて、お風呂入って…
そう思うのに、宿題が終わらない。
(イライラ イライラ)
そうなのよね。
早寝させてあげたい、とか
明日も元気に学校に行けるように、とか
学校で困らないように、とか
親ごころや愛情があるからこその
イライラなのよね。。
でも、子どもだって
イライラしながら横に居られたら
ぐにゃぐにゃしちゃうよね…
やだもんね…
新しい生活に慣れるまで
「大丈夫そう」って安心できるまで
ペースが乱れてしまった時
むずかしくて一人でできない時
ちょっと「一緒にやる」が必要なことが
ありますね。
宿題とか、翌日の準備とか、
一緒にやって
そばでみてあげることが
必要な時がありますよね。
それでね、ちょっと
「一緒にやる」ってどういうことか
考えてみてほしいのです。
早く終わらせるために
「一緒に」やろうと思っていませんか?
間違えないように見張るために
「一緒に」やっていませんか?
もし、あなたが
苦手だったり
気が進まなかったりする作業を
誰かがそばにいて
一緒にやってくれるとしたら
どんな風にしてほしいですか?
「一緒にやる」ってどんなこと?
「一緒にいる」には、どんなことが大事なの?
そんなことを意識して
子どもの見ている世界に一緒にいて
子どもの感じていることを
一緒に感じてみてくださいね。
もしかしたら、
一緒にいる感覚にお互い安心できて、
そんな安心の中だったら
落ち着いて取り組めるかもしれないし
同じ目線になってみたら
ああ!それで困っていたのね!
っていうことがわかるかもしれないし。
「一緒に」の安心感や一体感を
見つけてみてくださいね。
ちなみに、ご相談のお母さん。
改めて
「一緒に」をじっくり考えてみたそうです。
そして、
なかなか集中できないお子さんに
隣に座って、背中に手を当てて
一緒にいてあげたとか。
そうしたら、
しくしく泣き出して
ひとしきり泣いたら
さっぱりした表情になって
宿題に取り組み始めたそうです。
それで、
いつもだったら癇癪を起こしてしまう
苦手な漢字の書きとりも
「この字がうまく書けないの」
と素直に言えて、
お母さんも
「うんうん、むずかしいよね」と
優しく答えることができて、
なんだかとっても「一緒に」を堪能できた
とのことでした。
「一緒に」ってほんとは
こんな風にあったかいはずだよね。
どんな風にしたらいいか、むずかしい時には、セッションがおすすめです。
オンラインで、どこからでも受けられます。