本質に気づくための大切な時間
「自分の後輩が就職してくれたらいいなと思う病院」
もう昨年のこと。
教育顧問をしている病院でニョキニョキ中堅ナースがそだちました。
初日、2日目は、ガッツリと中堅看護師の研修の中で、事例検討の積み上げから、看護の視点を育てます。
全て受講生からプレゼンしていただき、みんなで考えていきます。
「そもそも?」「何が本質?」「今すべきことは?」「これからすべきことは?」
本人を全人的に捉え、今までとこれからを推察しながら、「今、ここ」の関わりを工夫し、考察していく。
忙しい毎日だからこそ、こういう集中して訓練していく時間はとても大切。
「離床が進まない患者」のテーマが
検討し、様々な視点からの思考を発展させる中で、
「安楽さを追求することで、その人らしさを取り戻すためのアプローチ」
という事例テーマに変わった瞬間。
この病院のナースの視点の柔らかさと、可能性を感じました。
看護部を中心にさらに素敵な病院になっていただけると
確信しております。
この病院は、トップマネージャーを中心に、事務方も、医務部も、看護師の教育にとても理解があります。
自分の後輩がこんな看護部に就職してくれたらいいなと思います。
今年は濃い時間を受けるのは4年目5年目。
リモート授業の限界まで頑張ります。
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