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公聴会が終わりました。

先日、公聴会が終わりました。同級生(とはいえっても社会人の大学院なので、年齢もバラバラです)の発表に感動したり考えさせられたりしました。
私の発表については、またどこかで話せたらいいなと思うのですが、質的研究の伝え方の難しさを実感しました。一つの言葉を説明するためにたくさんの言葉を紡いで、たくさんの言葉から、理解し直していくこと。
それは再定義することですが、本当に、「ご都合主義」で、「この言葉使えるやん!」というノリでは絶対ダメなのは、当たり前ですが(笑)、
論理的に説明できるものでないといけないな、と言葉の重みと責任を感じました。
自分で考えたモデルを説明していくのですが、単なる思いつきだけでは、研究論文にはなりません。
そこに至るまでの再定義が必要で、その丁寧な積み上げが、きっと、自分自身を客観視し、ご都合主義になっていないか、事実を捻じ曲げていないか、研究のための研究になっていないかという点において、問われるのだろうと思います。

言葉遊びのように感じる人もいるかもしれませんが、
Aを選ぶか、Bを選ぶかにおいても、膨大な書籍と物語があり、選び取った言葉によって私は何を知り、何を考えていけるのかな、という謙虚さが大変必要だとひしひしと感じました。
それくらい、たくさんの教えてくださる人に恵まれたと思っています。

ありがたい。。。本当に有り難し、、です。

ここまで、来る道のりで、何よりも自分の職場のスタッフには本当に支えられました。寝不足でボ〜ッと、していてもフオローを入れてくれたり、公聴会の前は、病院が忙しかったのに、教授の面談のための休みをちゃんと取らせてくれたり。

昨春に手術を受け、1ヶ月近く休んだ時も、本当に黙って仕事をキープしてくれました。心から感謝しています。

私の働き盛りももうすぐ終盤を迎えるのですが、できる恩返しをしていこうと思います。

また、夫の支援はとても大きかったです。ほとんど家事をしなくてもよかった。息子が独立して、二人生活とはいえ、日々のことはあります。
でも、本当に任せっきりで、土日は書斎にこもっていました。
時々、大好きなアーティストのライブもさっさと一人で出かけてしまうし、
本当に申し訳なかったのですが、公聴会を迎えたことをとても喜んでくれたのも
夫でした。

本当にありがとう。今年は、お礼行脚ですね。

でもまだ終わりではありません。恐ろしい修正連絡待ちです。
心して、待ちます。


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