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敬意をあらわす。心を寄せる。

私の歳になると、
急に会えなくなる人が増える。

せめてお世話になる方には誠意を持って尽くしたいと思うがなかなかまだ、未熟である。

それは素敵なプレゼントや変わったサプライズをすることではない。

ある意味、
甘えすぎない、ということだ。

とはいえ甘えているところは甘えている。
ある意味、周りを頼っている。
お互いそれが幸せだと信じたい。


だが、
甘えすぎる、の先には
自分の手足として使う、
相手を尊重しないことにつながる。

そして、
馴れ合いのなかに、
相手はそのくらい気にしないだろう、と、いう甘えすぎだ。
相手とのなんらかの心理的権利勾配がある場合、
特に上からそのように評価していることに気がつかない。

それを当事者に確認しても、
そんなことないよ、と言われて終わりである。

どんな人がびっくりするようなサプライズでも、
それで帳消しにならないのが、
人と人のつながりだと思っている。

いろんなプレゼントや配慮のみに喜んでくださる人もいる。
私はそこには満足しない。
褒められたことより、
その人にとってどうかが大切である。

敬意を払えない人は
サプライズをする自分が好き、
なのは、
この歳になって見抜けてきた、
なんとも悲しい人を見抜く力である。

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