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インタビューで自分を振り返る。

修論の研究のためのインタビューを行いました。

対象者は、私に研究をしようという気持ちにさせてくれた、

教育支援をした病院の看護職の管理職スタッフ。

彼らとの3年間がなければ、私は大学院に行こうなどと思ったでしょうか。

それも、この50代半ばを過ぎて。

お金もかかるし、時間もかかるし、体力も必要。今頃?もっと若い時にすればよかったのに。

色々と思うことはある。

彼らが劇的に変わっていく姿を見て、

私のアプローチは自分を客観視していて思うのですが、

どうも個性的なのかもしれません。

でも、

すごく荒技ではなく、無骨に

一つ一つの症例検討を行うことによって

患者さんのニーズを引き出す関わりを行うことによって、

患者さんに迫るという作業を、管理職だからこそしてもらったことは

本当に正解でした。

中堅ナースを「看護師」という職能を取り戻してもらうための

アプローチもいくつものやる気を引き出して、ニュースターのような

スタッフも何人も生まれてきました。

人への興味の深さはかなり強いと思われる私の特性と、

じっとその人を観察することが好きな私の特性も

影響しています。

また、

かなり独特なラダーを作る作業を見守る中で、

あることを知ってもらうことで

(これはこれから出会う人のために、あえて内緒にしておきます。)

実は、自分達をわかってもらっていないと思っていた組織が、

大変、素晴らしい理念を持ち、

自分達の成長を見守ってくれていたことを知り、

さらに成長を得ることできたと実感しています。

目線が患者にむき、何をすればいいかわかった彼女、彼らは

しなやかで強い。

インタビューをしながら何度も泣きそうになったのは内緒にしておこう。

たくさんの書物や論文を読む中で、増えていく知識には、

朝のテレビ小説の言葉を借りると

「ちむどんどん」するんだけど、

言葉にすればとっても薄っぺらい話になってしまいそうになり、

本当に気持ちが押しつぶされそうになる

どうしたら形にできるのだろう。

新規性は本当にあるんだろうか。

そんな私の言葉を、

実践レベルで

行政の動きや国の動きを教えてくださる、主指導者の教授

(すごいいろんなことをご存知でびっくりしてしまう)や、

実際に毎週ゼミで関わってくださる仙人のように(ごめんなさい)

何を聞いても答えてくださる副指導の教授(本当に仙人ではないかと思うほど穏やかで、でもなんでもご存じなんです)や、

どうしても冗長になりがちな私の文章を、

概念化の難しいものをどう説明することで伝わり説明できるのか、という概念化していくという脳みそを搾り尽くすような(笑)作業を拙い私の答えに対して、丁寧に教えてくださった人間工学の先生(本当に感謝している)を通して、

なんとかかんとかへこたれずに頑張っています。

合間にBE:FIRSTのライブ行けますように(←どこまでも貪欲)。

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