![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/9109614/rectangle_large_type_2_5d39088d21b59e4831057e23bb9abddf.jpeg?width=1200)
【#5地域連携ナース】ワンストップナースの集まりっていうのをやってみました。
退院支援をしながら地域医療連携室にいると、
いろんなお呼び出しがかかります。
で、それを「これは私の仕事ではない」「それは誰々に聞いて」「室長〜。こんなことまで救急外来は依頼してくるんです〜」なんていっていては、もう現場は回らない。
ま、これも一つの私の特性でもあるのですが、
一旦引き受ける。そして、手放すつもりではなく、つなぎつながる。
そうすることでいろんな
「コネクトルール」
みたいなものができてくるんです。
まさか、その現場にそんなことができるのかっ!みたいなのが。
医療と介護の現場って、
「医療って介護のこんなことわかってないよね」
「介護って医療のこんなことわかってないよね」と
セクショナリズムで一線を引きがちです。
そして。どっちにも属さない、どっちの専門性を高めていない(資格はあっても)、俯瞰したような
「ちょっと高みの見物系」の人もいます。批判の口火を切っちゃうのはここかもしれませんね。
どれだけワークショップや研修会を参加したり主催したりしている人でも、
根底が
「批判しているだけ」だったり「イケテナイ人がいる」とレッテルを貼っているだけではいけないと思ったのです。
「こんなことまでしていいのか?」という「おずおず系」の人もいます。
そんな人にこそ一歩を踏み出してほしいと思ったのです。
ナースにこだわったのはなぜか。
他職種連携、という言葉の裏で専門性をなくしているのではないか、ということがひとつ。
もともと、こういったコーディネートはナースは得意で、コーチング技術やアサーションの技術も長けているし、その上、今後医療依存度が高い人を地域に帰っていただく際に、トータルで見られるためには、まず自分の資格であるナースの専門性から見えることをきちんと確立して、他職種とつながっていくことが必要と思ったことがひとつ。
現場でいろんな加算や制度に振り回されて、疲弊し「看護をかたりたい」と思っているナースのための場を作りたいと思ったこともひとつ。
ナースは「介護がわかっていませんよね」「生活がわかっていませんよね」と言われがちの風潮で、退院支援を勉強するのにまず制度から!みたいに焦っちゃってるのです。昨今の風潮に立ちすくんでいるのです。これは辛い。
本当は患者さん、市民のために本当になんとかしたいと思っているのに。
かつて医療現場はナースが中心になって回していました。今も変わらないと思うのですが、やっぱり、教育支援にいろんなところに行くと、ナースの専門性やナースの力の弱まりを感じるのです。悲しい。さみしい。
で、私の尊敬すべき相棒で、地域支援を行なっている神戸市の連携ナースと
とにかく「ナースとして」語る会みたいなのをやって、
ナースの役割を見出そう、ってのを開催しちゃったのです。
題して「ワンストップナース集まれ! カタリバ 語り場」。
初めは、「こんなこともできるんだ!」というあるあるを共有して、元気になってもらいたいというのが発端でした。
いや〜ところがどっこいでした。(続きます)。
いいなと思ったら応援しよう!
![Chieco_nurse](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/38182725/profile_3f9df33481eed2ceea4c6ad6dac253c6.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)