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《転職起業記録⑤》資格取得の「先」にあること

保育士試験の勉強をしながら、さて、保育士試験に受かった先に何をしようとしてるのか。

資格を取ることをゴールに一度設定してしまうと、その先=資格を取った後のことを、急に考えなくなるということ、よくありますよね。
だから資格をとってもそれが活かされずもったいない思いをしている人も少なくないのでは。

世の中にあふれる資格の数々。
ざっとググったところ、国家資格で600種、民間資格で1000種ぐらいあるとか(驚!)

保育士もその一つ。

そもそも子どもが苦手な私が保育士資格を取ろう!と思ったのは、
「はじめての育児に悩み苦しむママたちを支えたい」という気持ちが溢れて溢れてどうにもこうにも止まらなかったからで(詳しくは前の記事で書いています)そのミッションを実現するためにどうしたらいいか?と考えたときに、こんな風に想いが巡っていったのです。

初めて親になったときに支えてもらえたのって保育士さんだよなー
私は本当に素晴らしい保育士さんに救われた・・・

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保育士ってやっぱり子育て新米の自分より専門的知識あるし絶対的な信頼感あるよね。

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親になってすぐに出会う保育士さん次第で、ものすごく精神的安定か不安定か大きく変わるよな‥‥

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保育士と出会う人って、そもそも働く人だけだよな…復帰より前が結構しんどいんだよな…、どうにか保育園いく前=0歳児にアプローチできないか

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あ!子育て支援センターとかよいかも。私全然いけなかったタイプだけど。あと、手遊びとか歌とか本当無理だった…。

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そういう「そういうの無理感=そういうの出来ない自分はダメな親かも感」を抱えてる人にアプローチできたらいいな

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そういう人こそ、本当はサポート欲しいのに、言えないでいるし、我慢して頑張っちゃうし、本当は癒しが必要だし(←過去のわたし)

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そしてそういう人(てゆか私w)って、必死で頑張ってるから余裕ないし、そうなると総花論的なアドバイスとかも素直にきける余裕もない。
「今だけよ~」とか「みんなやってるのよ~」とかそういう大先輩たちのの話ってなんか素直に聞けなかったな。
でも唯一その筋の専門家の話だったら割と素直にきいたりできるというか。

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となるとやっぱり、保育士っていう肩書っていうのは、そんなママたちが信頼して話せる最初のとっかかりとして必要な資格なのかもしれない。

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うん、保育士資格必要だな。

といった具合。

きっと保育士資格を目指す人は、だいたい「子どもが好き」とか「子どもと関わりたい」と思っている人がほとんどで、私のように「親を支えたい」と思う人はあまりいないのかもしれない。

だけど私はやはり思うのです。
親を支えて、癒して、愛することって、絶対に大切。

親が幸せになることは、親が救われることは、親が満たされることは、
絶対に子どもを幸せにすることにつながると思うのです。

あの頃私は、本当に素晴らしい人たちに出会うことができて、支えられ、心から救われたから。
あの頃の出会いがあったから、私は幸せで、だからこそ、私は子供を愛することが出来たのはないかと思う。

虐待防止!虐待を見つけたらいち早く!と高らかに叫ぶのなら
もがいて苦しんでいる親を支え、癒し、愛することも大切と思う。

子育て支援は、子どものためのものだけではない。
親が支えられ、救われるための支援でもあるということを、もっともっと広めてもいいのではと思う。

だって、親が、一人の人間を育てる第一義的責任にあるのだから。

親だって、完璧じゃないもの。
親だって、もがくんだもの。
親だって、必死なんだもの。

親だって、人間だもの。

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