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【インタビュー第6弾】声の言語聴覚士×ポッドキャスター conさん


conさん @confeito37

フリーランスの言語聴覚士をされていらっしゃるconさん。言語聴覚士、ポッドキャスト、英語と3つの軸を持たれているとおっしゃっていただきました。言語聴覚士の仕事について、目指した理由やオンラインにフォーカスを当てた活動にした経緯、大好きなポッドキャストの活動について伺いました。さらには、2023/1/29に開催されたエンパワ(自分軸手帳・SANKOFA・michi willway・Ragenbogenhausの4つのブランドを直接手に取り、主催者やブランドオーナー、ファンとリアルに会えるイベント)の運営にも携わっておられ、忙しく活動されていらっしゃるconさんの"行動力"やワクワクの"原動力"についてもお伺いしてきました。

conさん 改めましてconという名前で、はろこみやSNSにおります。札幌で、小学校2年生の長男と幼稚園年中の次男と、夫の4人で暮らしています。仕事はフリーランスで言語聴覚士を行っておりまして、主にオンラインで活動しています。最近は言語聴覚士らしい仕事というよりは、それ以外の活動の方がちょっと比重が多いかなという気はしてますね。ポッドキャストがすごい好きで、いつの間にか沼にはまってしまって、自分で作っています。

自分の音声チャンネルは、スタンドエフエムで【こえだまラジオ】というのを行っているのと、もう一つはポッドキャストで【言語聴覚士の頭の中】というラジオを行っております。内容は、スタンドエフエムの方が音声配信をしたい・している方へ言語聴覚士としての知見をお伝えするもの。ポッドキャストの方が言語聴覚士2人の対談となっていて、お相手は「たなはるさん」というVoicyのパーソナリティでいらっしゃる言語聴覚士の方です。2人で毎週水曜日に配信しています。

あとは今、1月29日にエンパワというイベントを東京で開催するんですけど、それに向けての音声配信を毎日やっております(インタビュー時開催前)。

1.言語聴覚士とは?

くしびき 私は言語聴覚士の方に会うのが初めてなんですけど。笑 言語聴覚士というのは、一般的に主には病院とかで、出会う人なんでしょうか?

conさん そうですね、フリーの言語聴覚士というのは、徐々に増えてはいるのですが、全体としてはかなり少ないです。なので、言語聴覚士がどこにいるのかというと、今言っていただいたように、病院に勤務してる人が多いです。主には入院している患者さんに対してのリハビリを行う人として接することがほとんどかと思います。対象としては大人の方、特に高齢の方が多いかなと思うんですけど、他にもお子さんの言語発達に関わる人もいます。

私自身はかなりマイナーなところで、音声障害という耳鼻科とかで診断してもらう、声が出しにくくなる症状が出た人たちに対しての声のトレーニングを行ったりですとか、吃音といわれる、言葉がスムーズに出しにくい、話しにくさを抱えている方に対しての言語療法もやってたりしました。

また言語聴覚士の中には、耳の聞こえ、聴覚に対してのアプローチもしております。聞こえないことで言語発達が難しい方にトレーニングを行ったりとか、補聴器の調整、補聴器ってつけていれば聞こえるっていうものではなくて、その人によって聞こえ方がバラバラなので、そこに合わせて調節していくっていうこともやります。ただ、やっている言語聴覚士は少ないかもしれません。

くしびき 活動内容が広いですね。

conさん 広いんですよ、言語についてというくくりなので。健康な大人もそうですし、病院に入院してる大人も対象。すごく幅広い症状に対してアプローチします。例えば、脳卒中とかでダメージを受けた脳の箇所が、言葉をつかさどるところだと言葉が思い浮かばないとか、言葉の音を間違って出してしまうというような、失語症という症状が出る場合があるんですね。

それに対してトレーニングやリハビリをしたりもしますね。脳の損傷部位によっては、麻痺が起きてしまって発音がしにくくなるっていう方もいるんですよね。舌は筋肉なので、舌に麻痺を受けると、発音が今まで通りにいかなくなって言葉が聞き取られにくくなるっていうことが起きたり、声に影響が出る方も病気によっては、いらっしゃいます。

あとは飲み込みですね。病院の場合は飲み込みのリハビリがとても多いですけど、ご飯が食べにくいということが起きてしまった場合に、どうやって安全に食べることができるかっていうことを見極めたりとか、それに対してのリハビリ運動的なところをお伝えすることも行っています。

くしびき 先ほど舌は筋肉だということもおっしゃっていただいたと思うのですが、筋トレのようにトレーニングできるものなんですか?

conさん 病気の症状によっては、損傷された状態が続いていくっていう方もいるんですよね。なので、元には戻らないっていうのは確かにあります。ただ、そのままだとやっぱり聞き取られにくくてコミュニケーションに問題が出てしまうことが多いですし、やっぱり生活においてコミュニケーションがうまくいかないというのは、かなりのストレスになってしまうので、じゃあどうするか?その状態で相手に伝わりやすい話し方ってどういうものか?どうやって工夫していったらいいか?っていうところも考えて、アプローチすることもあります。

くしびき すごい、今まで生きてて考えたことない。笑

conさん ですよね。さっき言ったようにやっぱり舌って、筋肉の塊なんですよ。なので、例えば脳卒中とか麻痺が起きた場合、片側に麻痺が起きる、左右差が出てしまうといったことが多くあります。麻痺の側はやっぱり動かしにくいんですけど、動ける側は動くといった状態。でも動かないままにすると、ちょっと筋力が弱くなってきたりとか、動かしにくい状態になりやすいので、その今の状態でどうやって舌を動かすか、言語聴覚士と一緒に自分で動かしてその感覚を自分で感じて、またやってみて…と、トレーニングを繰り返します。

みんな喋るってすごい当たり前にやってるんですけど、人生の中でもう何億回と繰り返して今の発音や声の出し方があるので、そこをもう1回、難しい状況の中でどうやってやっていくかっていうのを考えていく感じです。本当に簡単にいうと。笑

例えば、リハビリの専門職種って3職種あるんですよ。理学療法士、作業療法士そして言語聴覚士。私はその中で言語聴覚士なんですけど、リハビリって多くは理学療法士や作業療法士の方を思い浮かべると思うんですよ。例えば、作業療法士は生活の中で体が動かしにくいとか、何か問題がある場合にどうやって調整していくかだったり、その人にあった体の動かし方を考えていきます。

一方で言語聴覚士は、基本的には、理学療法士や作業療法士と同じく調整や動かし方を考えていくところは一緒なのですが、頭の中いわゆる脳のこと、例えばどうやって発語するか考えることや、聞こえについて、あとは口の中の動きについてなので、目に見えないんですよ。普段目に見えてないことって人はあまり意識しないので、言語聴覚士の存在とか、やってること知らない人には、ほとんどやってることの意味が分からないとは思います。


2.なりたいと思うきっかけは、アメリカ留学に。

くしびき 今まで生きてきた中でちょっと考えたことがなかったです。どうして言語聴覚士になろうと思ったのですか?きっかけがあったんでしょうか?

言語聴覚士のアタマの中

(詳しくは「言語聴覚士のアタマの中」で話されているのでこちらも聞いてみてください。)

conさん それはですね、一言じゃとても言い表せないんですが、1つは元々語学学習が好きだったっていう背景があります。小学校に入学したときから英会話を習い事として始めたのが自分にフィットして、英語への興味が深まっていきました。アメリカの大学に入って、そこでさらに中国語を学んだり、スペイン語をちょっとかじってみたり、社会人になってもポルトガル語を学んだり、ずっと語学学習に対してすごく興味がありました。もう1つは、留学したときに向こうでも言語聴覚士、アメリカでは言語病理学者、SLP(Speech Language Pathologist)っていう名前になるんですけど、それを目指そうとしたことがあったんですけど、すごい難しくて。難しいと感じた理由のひとつに、英語の発音がネイティブに比べるとちょっと違うっていうことだったんですよね。そこで学生のSLPからスピーチセラピーを受けたんです。スピーチセラピーを受けたことでその職業への親近感がより湧きました。でも、さすがにアメリカで自分の母語じゃない英語でやるのは難しいなと思って、日本でなろうかなと思ったことです。


もう1つ、英語で生活したときにコミュニケーションってすごい大事だっていうのを感じたんですよね。言葉を持って自分でコミュニケーションするっていうことの大切さを感じたっていうところもきっかけかなと思います。

くしびき スピーチセラピーってなんでしょうか?

conさん 私が受けたのは発音を直す、綺麗にしてもらう練習といった感じです。これで完全に直りはしなかったんですけど、正確な発音の仕方を身に付けたっていう感じはありますね。

くしびき 私は英語できないんで何とも言えないですけど。最近、duolingoやってて。笑 英語ってそれこそ舌の使い方だったりとか、口の開き方が日本語と全然違うから、自分の発している声と、見本となる音を近づけようにも、難しいってなりますね。

conさん そうですよね。言葉って本当に不思議で、個性もすごく出るものだと感じています。でも言葉を使って話せないことのストレスって当事者にならないとやっぱり分からないんですよね。

例えばですね、皆さん舌嚙んじゃったことありますよね?そうすると舌の痛みで話しにくいとかあるじゃないですか。それだけでも結構ストレスだと思うんです。すぐ治るからみんな忘れちゃうけど、その時はストレスだと思うんですよね。それがもし、1年、2年、10年って続くとしたら、ていうことを考えると、やっぱりそこには何かできることがある人が支援していくっていうことがあっていいんじゃないかなと私は思ってます。

くしびき 確かに、いやそんな想像したら怖い。ずっと舌痛いとか、しゃべりにくいのはめっちゃストレス…。

conさん 声が出にくいとか、風邪引いて声出ないっていうのがもし固定してしまったら…とか。もちろん音声言語だけには限らず手話っていうものもあったりするので、いろんなコミュニケーションの手段はありますが、その自分の意思を自分の言葉で伝える、それを誰かと交換するっていうことは人間としてとても大事なことだなっていうのは思っています。あと、食べることもそこに通じるかなと思って、飲み込みのリハビリをしていたときはそう思って関わってましたね。


3.長男の出産後、フリーになろうと決めた

くしびき 病院で、言語聴覚士をやられていて、今はフリーでいらっしゃる。対象も健康な人に向けて、サービスを提供されてると思うんですけど、そうしていこうとなった経緯、フリーになろうと思った気持ちはどこで生まれてきたんでしょうか?

conさん 一番大きいのは長男の出産です。先天性の問題があって自分的に「復帰できない」っていうことを判断して、仕事はすごい好きだったんですけど、辞めることにしました。次男をそのタイミングで妊娠して、「しばらく母ちゃんやろうかな~」ていうことにしていたんですけど、やっぱり仕事への思いが吹っ切れないって思って。そろそろ働けるかなと思ったらコロナが来て…ちょっとこの状態で病院で働くってハードすぎると感じたんですよね。

今現在、病院で働いている言語聴覚士の人たちってもう完全防御なんですよ。制服は動きやすい服を着てるんですけど、その上に使い捨ての不織布タイプのエプロンというか、全身を覆うようなものを着て、プラス眼鏡をして、マスクもすごくきっちりと口元、鼻を覆うようなものをして…手袋もしっかりする。さらにフェイスガードしてる人もいるんじゃないかなと思います。そうやって万全な対策をしても感染する場合もあるので、常に感染と向き合いながら働くっていうことは「私はその時点ではできない」っていう判断をしました。でもそうなると、働けないな、どうしたらいいのかなって、ずっと迷ってたんですけど「オンラインでできるんじゃないかな」っていうのをふと思ったんです。

どんなことができるか考えていったときに、最初は、子どもを育てるのになかなか苦戦してたので、もちろん皆さんそうでしょうけど…スタートからきついっていうのがあったので、経験をいかしてお子さんの言語発達についてとか、お子さんに関わろうかな、そのあたりをオンラインでやろうかって思ってたんです。ただ考えていくうちに、それよりも声のリハビリの方が自分としては専門性を提供できるかなって思ったんですよね。そこが「声でやっていこう」って思ったのがひとつ。

健康な人をどうして対象にしようかと思ったかっていうと理由は2つあって。1つは個人でオンラインでやるんであれば、医師の診察が必要のない人の方がいいと思ったんですよね、責任の問題もあるので。自分としては病気による声の出にくさなのかそうじゃないのかっていうのは正確ではないんですけど、判断はできるので、もし問題がある人がいれば病院に行ってもらうっていうことはできるんですけど、病院にかからなきゃいけない状態の人を自分で責任を持ってるのはちょっと「個人では難しいのでそれはしない」っていうふうにしたのと、

もう1つの理由は健康な人に対して関わっている言語聴覚士が少ないからなんですよね。ほぼいないと思います。なぜかっていうとみんな就職先として最初に視野に入るのが病院しかないからっていう。社会全体で考えれば、人口としては健康な人の方が問題を抱えてる人よりも多いので、そっちで何かできることを考えた方が、職業を残していくために、大事なんじゃないかっていうのも思ったんですよね。というこの2つの理由でフリーでオンラインでそこに着地したって感じですね。

くしびき スタンドエフエムのこえだまラジオは、健康でかつ音声配信をしようとされている大人を対象とされているじゃないですか。最近は音声配信をやろうとされている方がたくさんいると感じていて。そういった自分で配信したいと思っている人たちには2パターンあって。文字でライターさんになりたい人と、ラジオとかYouTubeとかインスタライブで自分の体や声を使って発信していきたい人になると思うんですよ。

言語聴覚士を元々知らなかった私は、conさんの配信と出会えて、今すごく勉強になっているので、きっと私のような人はいっぱいいると思います。声で発信したい人だけでなく、仕事で電話をかけることが多い人、オンライン会議がめっちゃ多い人とかも、やっぱりconさんの配信を聞いて、自分の喋り方について考えたりとか、発声の仕方について考えたり、学んでみてほしいですね。自分では思いつかない観点がたくさんあるから、すごく勉強になると思います。

conさん ありがとうございます!そうだといいんですけど。笑 私、耳鼻咽喉科で働いていたことがあって。そのときにテレフォンオペレーターとか、電話を使ってお仕事する時間が長い音声障害の方にもお会いしたことがあります。その方は、声が出ないとお仕事できないので、すごい困ってらっしゃいましたね。普段から正しくケアをしたり、声の出し方をちょっと変えてみたりできていれば病院に行かなきゃいけなくなる状態にまではならない可能性が高いです。

声が出にくくなる方の中には、声の出し方がすぐ喉痛めやすいような出し方してたりすることがあります。喉を傷めない対策として、水分なかなか取らないでずっと話し続けるとか、乾燥した部屋にいるとか、大きい声を何日も出し続ける、といったことをしないように、意識してもらえればなと思います。その意識付けする立場に私が入れればいいなっていうふうには思ってるんですよね。一緒に予防できるから。予防とケアをしておいて悪くならないようにすれば、みんなハッピーになるんじゃないっ?て感じてます。

くしびき うん、めちゃくちゃいてほしい。なぜか気づけないというか…忘れちゃうんですよね。喉渇く前に水分をこまごま取らないと駄目だよってconさんから音声配信を通して言われてからは、また気を付けるようにしています。笑

conさん 私自身もつい忘れちゃうこともありますよ。笑 あとはめちゃくちゃ忙しい人は本当に飲めないってこともあるとは思うんです。でもなんで大事かっていうことが理解していれば、忙しい人でもできるようになるかもなっていう、思いがありますね。

くしびき 確かにめちゃくちゃ助かってるので皆さんにも聞いてほしいです。

conさん もうちょっと手が空いたらまた配信やろうと思ってるのでぜひ。本当私、自分でやること、やりたいことどんどん足し算していっちゃうんですよね。

4.エンパワはブランドとオーナーとファンが触れ合える熱いイベント

くしびき やりたいことや挑戦がたくさんあってすごいなと私は思ってます。その中の1月29日開催のエンパワ、こちらはどうやって始まったんですか?

conさん いやですね、これ、正直言うと私もイベントの最初のキックオフ時点ではなく少し後に一緒にやらないかとお誘いいただいて入ってるので、キックオフの経緯は完全にまでは把握しきれてないですけど。

中心となる運営メンバーはデザイナーのくみさんmichi willwayのmichiさんSANKOFAのおかたむさんの3人です。くみさんは、ビジュアルデザインとかロゴとかの作成をされているんですが、michi willwayのmichiさんと、SANKOFAのおかたむさん、私も作ってもらっているんです。

michiさんもおかたむさんも一生懸命起業されて、都内で展示会や販売会をやったり、すごく精力的に頑張ってらっしゃって挑戦されているんですが、くみさんがそのビジュアルデザインだったりブランディングだったりっていうところで後押ししていて、michiさんとおかたむさんとくみさんが繋がっているといった感じです。

ある日michiさんとくみさんが商品紹介のインスタライブをやったんですね。その時にすごくいい盛り上がりがあって、これをリアルの形でできたらいいねってなったそうです。そのとき、ちょうどおかたむさんもブランドリニューアルして、ファンミーティングを東京でやって、いろんなファンの人たちと会う活動をされていて、そこでもいいグルーブがあったので、両方を合わせたらいいんじゃないかってなった感じです。

もともとは、はろこみの繋がりだったりもするから、はろこみの方はもちろん、はろこみに限らず、そこから和を広げるようにリアルでいろんな人に会えるイベントにしたい!となりました。今回はその他にも自分軸手帳と、私が共同オーナーをしているRagenbogenhausっていう手帳カバーのお店も合わせて出るんですけど。

4つのブランドオーナーが、なにか形にしたいなと考えたことを、本当に形にしたことの刺激を受けてほしいし、あとは、普段はオンライン販売なので、4つのブランドとも、リアルに手に取ってもらって、オーナーとお客さんとの会話とかっていうのだったり、ファン同士の繋がりみたいなのもその場で生まれるような、いろんな出会いの場になってほしいなっていうのがエンパワの思いです。うん、若干想いが先行な感じですけど…。笑

くしびき いやいや、もう本当にめちゃくちゃ楽しそうですよね。

conさん 準備してる人たちがめっちゃ楽しんでます。笑

くしびき コロナが落ち着いてきた、と言っていいのかわからないですけど。でもなんとなく傾向としてそこまで大きく危ないものではなくなってきて、ちょっと規制とかも弱くなってきてるじゃないですか。そんな中でリアルに皆さんとお会いできる、しかも自分の好きなものを手に取って見れる、そのオーナーにも会える、ファン同士も交流できるって考えたらもうめちゃくちゃ楽しそうだなと心から思ってます。

conさん そうですね。どうなるか本当にわからないんですけど。コロナってやっぱ大きいですよね。コロナきっかけでも私自身も、はろこみに入る流れになってたので。あと札幌に住んでて、なかなかはろこみで繋がった人と会えないっていう期間がもう3年近く続いてましたけど。そろそろね。元々っていうか、新しいって言った方がいいんですかね?いろんな心配もありながらも可能性を広げていくっていう方向で、やっていけたらいいのかなってまあそういうの思いも含めて。イベントを試してみたらいいのかなと思ってます。

くしびき うん。行きたい。行きたいよ!!遠いよ~。笑 でもconさんと同じ札幌市なんで同じ距離なわけですがね…。大雪が降らないでくれたらいいですね…。

conさん 本当に。去年の大雪は12月と2月だったかな、と思います。本当いきなりドカンと来るんでね、それが重ならないで欲しいなって思ってます。あと東京で雪降ったら終わるっていう話。私自身は降っても大丈夫ですけど全然。ただ以前に、帰りの羽田便が降雪によって飛べなくて帰れなくなったことがあるので、それだけはちょっとやめていただきたいですね。笑 それ以外は楽しみしかないです。

そして、今回のイベントをきっかけにして、いろんな人がそれぞれの形で刺激を受けてもらって、何かやってみようかなって、参加するしないに関わらず思ってもらえたらすごくいいことだなって思ってます。

くしびき めっちゃそうですね。私はただ見てるだけなんですけど、それでも準備とか楽しそうにされているなっていうの伝わってて。ワクワクする気持ちをもらって、私も何かやりたい!って気持ちにさせてもらってるなと思ってます。

5. 2023年1月時点でやりたいことリストが100埋まった!?

conさん 私、今年自分軸手帳のやりたいことリストが初めて100個埋うまったんですよ。そして、さらにまだまだやりたいことが浮かんでくるのでやばいなと思ってるんです。笑詰め込みすぎなんでちょっと減らさないと…。

くしびき いやすごい!早速100個埋まってる!!conさんってもう既にいっぱいやっていることもあるじゃないですか。Ragenbogenhausもそうだし、きえはる心理学ラジオの編集もされて、発信業も複数され、それ以外も私の見えてないところで働いてらっしゃるしって考えたら、何人いるの?みたいな行動してる感じあります。

conさん そんなんでもないんですよ。1個1個、まだ自分としては種を蒔いてる段階だって感覚です。それをこれから芽を出していきたいなっていうのが今年思ってることです。自分としては軸を3つ持とうと思っていて、その軸を確立させる形で今年の年末を迎えたいと思ってるんですよね。

その3つの軸というのは、言語聴覚士と、ポッドキャスト英語です。言語聴覚士とポッドキャストについては、話したのですが、なぜいきなり英語かというと、英語が好きでアメリカに行って学生やってた時期があるのですが、帰ってきてちょうどもうすぐ20年なんです。英語ってやっぱり喋らないと、どんどん力が落ちてくんですよね。それが自分の自己評価が下がる感覚というか、アイデンティティが削られるというか、そういう気持ちがあって。

以前に英検1級を受けたときに1回落ちたんですよ。で、このまま死ぬのやだなって思って。笑 そういった気持ちなので、英語も軸の1つとしたいという思いがあります。英語とポッドキャストと言語聴覚士。その3つを融合させた形の何かをやっていけるようにしたいです。今はエンパワで頭いっぱいですけど。

くしびき 誰もやってなさそう。なんかこれがconさんだよって感じ。

conさん そうですかね?笑 でも言語聴覚士でポッドキャストの音声配信やってる人も他にいるし、英語ができる言語聴覚士の方も他にもいますけど…確かに3つ合わさってるっていうのは、私の知っている範囲では知らないので、できたらいいなと思ってます。

くしびき いいですね。将来的にはその3つの軸がどんどん育っていって、それを自分業みたいな感じにしていくっていう感じですか?

conさん どこを切っても私だというところにしたいなと思っています。英語だけ、英語の要素しかないお仕事があれば、それはすごい嬉しいし、それがきっかけで他のことに絡むのはもっと嬉しいし!1つのことから、他のことに繋げられるっていうこともあると思うんですよね。単体でもいいし混ぜてもいいし、その3つが自分の中にあるからいろいろできるっていう状態にしたいなっていう、よくばりなことを思っています。笑

くしびき いやいやすごい。足し算リスト100埋まるのもそうですし、conさんはやりたい!とか、ワクワクが湧いてくるんですね。その理由というか秘訣みたいなところってあるんですか。

conさん なんでしょうね。元々好奇心が強いんですよね。あとめちゃくちゃ無意味に楽観的なんで、できるだろうって思っちゃうんですよ。笑 できないと思ったら書けないと思うんですよ。できるだろうと思って書いてるんですね。なんでしょうね。

あとは、はろこみの存在は大きいですよね。刺激がとっても強い。私も最初ははろこみ入るときは、すごいドキドキで、全然当時は全く何の活動もしてなかったし、何者でもなくて。みんなすごいワーキングマザーなのかなって思ってたんですけど。笑 

だけどね。こっちおいでよって言ってくれた人たちがいて、受け入れてくれてオンラインイベントとかやってみて、またさらに仲間が増えてきたっていう。それはすごい刺激だし、そこから今は違うオンラインコミュニティとかも入っているんですが、そこでまた新しく出会って…みたいな感じなんですね。なので、出会いを減らさないようにするっていうのはひとつあるかもしれないですね。

くしびき 確かに新しい人と出会ってお話しするのって大事ですよね。

conさん うん。簡単じゃないけど、私は新規のことに対する好奇心が非常に高いので、何でもやる他は、何かおもしろそうと思えばすぐ飛びついちゃうんですよね。考えてから動けって言うのが嫌だから、それなりの失敗もあったりしますし、だけどそれが自分のやり方かなって思えるようになってきたかなと思います。人によってはしっかり計画とかを立ててからやっていく方が合ってるっていう人もいるとは思っているんですが、私はこのやり方が合ってる、いや合ってるっていうか、それしかないのかなって感じですね。

くしびき 私もやってみたいと思ったら、もうとりあえずやってみるんですけどね~でも継続が苦手なんで、コツコツが苦手な人なんです。

conさん 私も継続はできないですね。笑 何か1個でも、1年に1個でも継続したものがあればいいかなって思うようにしてます。

くしびき 確かに。それいい!!

conさん うん。駄目って思ったらどこまでも自分のことやんなっちゃうから。笑 それはしんどいので。1個でもできたらいいかなって思ってます。本日はありがとうございました。

最後に

自分の目指すべき姿を見据えて行動されていらっしゃる素敵な方でした。人との出会いやつながりを大切に、自分のやりたいことを形にしていく行動力のあるconさんに、私もたくさんの刺激を受けました。仕事で電話を掛けたり、オンライン会議を行ったり、接客されたりする方も多いと思います。conさんの配信はそういった実用的な部分も多くありますし、たくさんの挑戦や行動を垣間見れるものですので、ぜひご覧になってみてください。

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