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バイオガスのひみつ2【地域デザインの目線#17】
地味な分野なので、あまり知られていませんが、バイオガス事業を導入する施設は増え続けています。
まず、農業。とくに畜産では家畜のふん尿の処理問題を解決する手段として、欧米や日本では北海道で発酵プラントが増えています。
あと、食品工場や飲食店が集中する商業施設でも。大阪の超高層ビルのあべのハルカスでは、約100店舗から出る生ごみなどを発酵させて得たバイオガスを自家発電に活用しています。
また、神戸市の下水処理場では、下水汚泥から生産したバイオガスは、都市ガスとして使われているほか、発電に使って電力も供給しています。
(つづく)