瀬戸内法50年のビジョン【地エネたいむ vol'28】
今年は瀬戸内海環境保全臨時措置法(瀬戸内法)の施行から50年のメモリアルな年です。この法律は、高度経済成長期の急激な沿岸開発や水質汚濁で「瀕死の海」と言われた瀬戸内海の環境破壊に歯止めをかける目的で制定され、1978年に特別措置法に改正されました。
法制定の大きな原動力となったのが、海の営みを脅かされた漁業者、環境調査にあたった関西各大学の若手研究者たち、そして、公害問題とともに沿岸各地に生まれた住民たちの団体でした。
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