バイク型溝切機で乾かす/名古屋さん♯３【地エネの酒 for SDGs プロジェクト２０２１♯９】

バイク型溝切機で乾かす/名古屋さん♯３

　田植えから約１カ月たった田んぼ。さっと見たところ、目立った雑草はありません。

　去年よりもさらに少ない感じですが、よく見ると、稲よりも細い葉の植物が生えています。ホタルイ（写真右）というやっかいな水田雑草のようです。

　今日の仕事は、溝切り。水田から一度水を抜く「中干し」のために、田んぼに排水用の溝をつくります。中干しは、根の健康や、米の品質向上を目的とした夏の作業です。
　名古屋さんが手にしているのは、1人用の溝切機。ミニバイクか電動自転車のような形ですね。

　機械の後側に、溝をつける金具がついています。

　これはエンジン。どこかで見たことあるな－と思ったら、「草刈り機のエンジンと同じ」と名古屋さん。確かに、そうですね。

　走り出しました。

　後には、溝がくっきりと。田んぼの表面の水が引き込まれ、排水口の方へと流れだしました。
　真夏の強い日差しを浴びながら田んぼは徐々に乾いていきます。

（おわり）