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神戸市内で「環(めぐる)の牡蠣」料理を今シーズン最終でいただけます
「環の牡蠣」を味わって
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森と里、海の新しい循環を生み出す「環プロジェクト」(事務局・神戸新聞社)に賛同する神戸市内の料理店グループで、「環の牡蠣」が4月末まで味わえます。
「環の牡蠣」を扱う料理店は、
なん天(元町℡078・331・6665)、
手打ちそば処 卓(元町℡078・351・7981)、
しんど(三宮℡078・252・3917)、
珠のれん(神戸駅℡078・341・0327)です。
「環プロジェクト」は、地域の自然と人の営みをつなぎ直し、新しい資源と経済の流れをつくる取り組みです。
「環の牡蠣」は、高齢化で手入れ不足に悩む竹林を抱える地域と、養殖筏に大量に使う竹を四国など遠方から購入している播磨灘の牡蠣産地を結び、美しい竹林を再生しながら、牡蠣生産のコストや化石燃料利用の低減を進める試みから生まれました。
筏に使う太い竹を牡蠣生産者が切り出し、細い竹や交換する古い筏の竹はチップにして、タケノコや野菜の栽培に生かします。
栄養豊かな播磨灘の牡蠣は短期間で成長することから、「1年牡蠣」と呼ばれ、くせのない風味とプリプリの食感が特徴です。関西では4月になると市場で見られなくなりますが、関東では5月末まで扱われます。
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