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先人の地域デザイン【地域デザインの目線#10】
さて、今度は、太陽の光、エネルギーを生かした先人の地域デザインの歴史についてみていきたいと思います。
春と秋は、山の姿がよく分かる季節です。新緑と紅葉でにぎわうのは、ナラ類などの落葉広葉樹の森。
薪や炭を得るために手入れしてきた森では、カブトムシなどの生き物も多彩で、原木シイタケのほだ木にもなります。
一方、このスライドのように一年を通して濃い緑で覆われほとんど姿が変わらない森は、スギやヒノキの人工林です。密植されていて、昼間でも暗く、生き物もほとんどいません。
(つづく)