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kigurumi64
「許す」という傲慢
「許す」ってどこか傲慢な響きがある。
人は人を自分の価値観で裁いてしまい、
許せないという感情を抱いてしまう。
許した、と言うより
その感情の炎が小さくなり
次第に忘れてる時間が増えるだけ。
だから何かの折に思い出すと
その炎がまた大きくなったりして
本当に厄介だけど
時間がコントロールを可能にしてくれる。
その状態で凪いでいると
許せたんだと、一旦認識したりする。
でも、その怒りの粒子は
結構しつこく生きている。
「なんだ、許せていなかったのか」と自嘲する。
「あなたを許します」
なんて言う大人は、どうかしてる。
ドラマのセリフにありそうだが
その脚本を書いた人は
薄っぺらいんじゃないか?と思ってしまう。
そうすると
「許してください」
というのは無理を押し付けることになる。
軽々しくは言えない言葉じゃないのか。
許せない事をバネに
社会で成長していったり、
許せない自分を
受け入れていったり
許せないという怒りの感情を小さく畳んで
じっと、抱えていこう。
どこかで私を許せていない誰かも
こんなふうに抱えているってことだ。
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![千咲/習慣美人研究家](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/139239421/profile_36c5ab645f9d8f0c36a5a91c66015912.png?width=600&crop=1:1,smart)