環境✖️アート ワークショップ導入紙芝居
3歳から大人までの「カレット」(ガラス片)を使ったワークショップの導入です。
ワークショップ概要はこちら↓
【かみしばい はじまり はじまり】
1️⃣あるひ、ちきゅうさんは てんしさんに
いいました。
「あのね、ぼくね、
さいきん げんきが でないの。
なんかね…おもたい かんじが するんだ。」
2️⃣てんしさんたちは
いそいで かみさまの ところへゆき、
ちきゅうさんが こまっていることを
つたえました。
「うむ。そろそろ
なんとかしなくてはと
おもっていたが…
どれどれ?もうすこし
じっくりと みてみようか。」
かみさまと てんしさんが しらべてみると、
ちきゅうさんは
ごみで いっぱいになっていることが
わかったのでした。
3️⃣かみさまと てんしたちは
かんがえました。
てんしが いいました。
「かみさま…あのぅ、にんげんたちは
あたらしいものやべんりなもの、きれいなものをつくることが だいすきなんです。
でも、ふるくなったものを どうおせわするかは、ちょっとにがてみたいですね…。」
もうひとりの てんしが いいました。
「たとえば、これはジュースのびんや
ジャムのびん、おさけのびんです。
このままでは ふえつづけてしまいます。」
かみさまはいいました。
「どれ、どこからおしえようか…
まずはリユースとリサイクルをしってもらうことから はじめてみよう。」
てんしたちは めを まあるく しました。
「リユース?リサイクル?」
4️⃣かみさまは てんしに めいじました。
「ほうら。あそこガラスびんが だいすきな
やまちゃんが いるだろう?
やまちゃんの ゆめに あらわれて
つたえるのだ。そして こうとなえよ。
♪ゴミにせず〜あらってつかう
リユースと〜
くだいて つくろう
リサイクル〜」
5️⃣やまちゃんは とびおきました。
「なんて すばらしい アイデアなんだ!」
やまちゃんは いつもいっしょに
ガラスびんや ちきゅうさんについて
よく おべんきょうしている
おともだちに あいに いきました。
そして ゆめのなかで みた
リユースとリサイクルについて
おはなし してみました。
やまちゃん「ちきゅうに やさしいことって
なんだとおもう?」
ともだち「そりゃあ、みんなが あんしん あんぜんに くらせるってことが
ちきゅうにも やさしいのではないかな。」
やまちゃん「じゃあさ、ガラスびんに
できることって なんだろうね!」
6️⃣しんけんに リユースとリサイクルについて
かんがえる なかまの わが ひろがって
いきました。
①ほうら、やまちゃんは
おおきな こうじょうで はたらいています。
ガラスびんを あつめて いろをわけて
くだいて ごみをとりのぞきます。
そこから びんの ざいりょうに なる
〝カレット〟を つくっています。
これをリサイクルといいます。
②この おにいさんは
カレットを とかして 〝かながた〟という
はこに いれて
もういちど ガラスびんを つくっています。
これもリサイクルです。
③この おねえさんは
つかいおわった びんを
こうじょうの きかいで きれいに あらって
また つかえるように しています。
これはリユースといいます。
④この おじさんは
あらった きれいな びんに できたての
おさけを つめています。
しょうひんにして、これから おきゃくさんに とどけようと しています。
⑤この おじさんは
おきゃくさんが つかいおわった びんを
あつめています。
びんを あらって もういちど つかうリユースか、やまちゃんの ところで くだいてもらうリサイクルか きめているところです。
7️⃣ きょう、みんなのもとに あるのは
ガラスびんが くだかれたものです。
なまえを〝カレット〟といいます。
おやおや?カレットくんとカレットちゃん、
なにか みんなに おはなししたいみたいですね!(順に引き抜く)
A 「ぼくは ゴミなんかじゃ ないよ!」
B「わたし、きれいな いろでしょ?
きれいな かたちでしょ?」
C「ぼく、こんなに ちびスケなんやけど
もういっかい びんに へんしんできるねん!それを リサイクルっちゅんやで!」
D「うち、みんなと あそびたいわ!」
8️⃣さあ、たくさんの なかまが
おはなしに でてきたね!
カレットくん、カレットちゃんは
ガラスびんさんと とっても なかよしって
わかったね。
「リサイクル」「リユース」ということばが
なんども でてきたけれど
きょうは カレットで あそんだり
つくったり しながら
ちきゅうに やさしいこと、
みんなで かんがえていけたら
いいね。
【カレットを触る前に注意事項など】
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