大切な人に贈るフィギュア
美術の授業で子どもたちと作ってきたフィギュアはいつしか私自身のライフワークとなりました。
キリスト教精神に基づいて美術を学んでいた前任校では、ものを創造することについて深く考える時間が与えられました。
大切な誰かを想い素材と向き合う時、
私は聖書の一節を思い出します。
「神は自分の形に人を創造された」
創世記1章27節
神様が土からアダムを創造したように私たちにも
ものを創造する力が与えられています。
素材に命を吹き込む行為の中に喜びを感じる一方で、「どうして神と同じ技が人に与えられているのだろうか。」という問いかけがあるように思えてなりません。
「ああでもない。こうでもない。」
とつくってはつくりかえる葛藤の先に、
人は言葉に表せないほどの喜びと達成感を
感じるのかもしれません。
作り手として聖書のメッセージに触れてみると、
自分自身の表現に確かな意味をもたせることができるのです。
「あなたがたはわたしの最高傑作だ」という
神様の言葉を自分自身の制作に重ねることができるのです。
手を動かし心を動かし続けることが
神様からの賜りものであるならば、
喜びをもって私は作り続けよう。
そうして生み出した色や形を
大切な誰かに恵みとして返していけるように。
今日もそんな気づきが与えられています。
大人の図工塾管理人 米光智恵
●関連動画
作り方をこちらの動画にまとめています。↓
アートフラワー用針金と樹脂粘土でつくるマイフィギュア 中学美術科 https://youtu.be/6BikUvAIN1M）
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