寺子屋でのヒーリングアート
2022年に長岡京市勝龍寺にてヒーリングアートクラスを開講しました。〝子どもから大人まで、アートに触れる機会を広く提供し、生活を豊かに彩る糧として色と形を受け取ってほしい。〟その志をもって実施致します。
ヒーリングアートの第1回目は未就学児さんを対象とした造形あそびでした。
振り返りとしてショートレポートを発信していきます。
第1回 未就学児さんの造形あそびクラス
本日の素材 ゆび絵の具、金箔
テーマ
『ぬりぬり・ペタペタ・キラキラ』
日時 2022.4.29(金)祝日
11:00-13:00
参加費 ¥2000(材料費込み)
〜振り返りレポート〜
「ぴっちゃんお水!」
「お星さんキラキラ!」
「雨ザーザー!」
小さなアーティストたちがつむぎだす言葉は
リズミカルなオノマトペ。
体いっぱいに感じる環境音や色と形。
〝あそび〟という行為の連続の中で、
私らしさ、僕らしさを発見していきます。
「ママ、みてみて!」
「せんせい、こっちこっち!」
と思ったら、
「あっち行ってて!」
押したり引いたりといった言葉の端々にも、
お子さんの成長が感じられます。
造形あそびが盛んなチェコのラダ美術館では
〝子ども達は自然なUser(ユーザー)〟
と呼ばれるそうです。
生まれながらに備わっている幼子の能力、
とりわけ自然と対話する能力を敬愛する表現です。
子ども達にとっての作品とは静止画ではなく、
動画のようなものなのです。
色の変化や形の移り変わりを尊びます。
目的は「何かをつくる」ではなく、「行為の連続」
であることを教えてくれます。同時に、
子ども達の背中は、忙しい日常で大人が忘れかけている〝感覚〟に気づかせてくれます。
【ヒーリングアート年間予定】
【講師リンク】米光智恵公式webサイト