同じ二度寝なら至極のまどろみ
月の満ち欠けとともに浮かんでは消えまた浮かぶ、月に2回の低浮上日記。
12月13日。新月🌑です。
今年の更新も今日と次回、あと2回。
もういくつ寝るとお正月。
休みは嬉しいのだが、私には悩みの種がひとつ。
せっかくの休日、ふだんできないことをやって充実した1日を過ごしたい!
休みの前日に張り切ってあれもしよう、これもしようと張り切って頭の中でリストアップして寝るくせに、当日朝になると毎回眠気に負けてしまう。
まだ朝だし、あと15分くらいいいよね〜
…あと30分…
……もういっそのこと思い切って1時間…
そうやってるうちに眠気が覚めるものの、今度はなかなか起き上がる気になれなくてスマホなど見ていると、結局なんだかんだ最初の目覚ましの時間から2時間オーバーしてやっと起床となる。
平日だったり必ず起きなきゃいけない予定の時はもちろん起きれる。
が、特に起きても起きなくても支障のない、要はいつ起きるかの自分のさじ加減だけでOK!という日の、この時間に起きるぞ!を実行することのなんと難しいことか。
朝から爽やかに起きて、充実した1日にしたい、だったらさっさと起きたらいい。
分かっているのに睡魔に勝てず、惰眠を貪る。ああまた時間を無駄にしてしまう。なんてダメな自分。
…と毎週休みの朝は、悶々、ドロドロとしていたある時。
ふと気がついた。
私って休日の朝のたびに、まだ起きれないだのダラダラ寝てだの自分で自分に罵詈雑言を浴びせているな。
今に始まったことじゃなく、なんなら学生時代からそうやって怠惰だ惰眠だと自分をサゲまくっていた気がする。
これから、毎朝こんな風に自分を叩いてサゲてを繰り返すんだろうか。
ずっと?
朝、目を覚ますたび?
………。
いやいや!勘弁してよ!!
いくら自分とはいえ、自分のことを毎朝毎朝罵ってどうすんの?
誰が得すんの?
そもそも、二度寝はそんなに憎むべき悪習なのか?
私は、一度目が覚めてから二度寝、そのあとまた目が覚めてから三度寝、とはするものの…10時、遅くても11時には起きて活動している。
つまり、覚醒からタイムラグこそあるものの時間がくれば起きているのだ。
と言うことは、私にとって(休日は特に)覚醒後の目覚めては寝て、また起きて…という二度寝三度寝は、体が起き上がるために必要なウトウトタイムなのでないか。
仮にそのウトウトのまどろみタイムを必要不可欠な時間だとすると、
覚醒→ウトウト→起床
の間のウトウト時間のあいだ中、起き上がれない自分を責めてけなしてクヨクヨしながら過ごすのと、とりあえず時間がくれば起きれるのだから眠れる間はこのウトウトの時間を心おきなく休もう!と二度寝の幸せを味わいながら過ごすのと、有意義なのはどっちだろう?
このことに思いいたってから、二度寝を敵視するのを私はやめた。
目覚めてから体を起こすまでの数分、数十分…。起き上がれない自分を叱咤でボコボコに叩くことはせず、代わりに今日やりたいことを思い浮かべてみることにした。
1日の段取りをシュミレーションしたり、こんな1日になればいいな、これができたら楽しいだろうな。
そうすると、時間的には今までと同じくらいの二度寝タイムであっても、起き上がる時の気持ちが断然軽くなる。
朝はもちろん眠いし、起きてすぐはブルーなんだけど、でもブルーでいる時間は前より短くなったと思う。
どうせ二度寝をするのなら、気持ちよく起き上がれる方がいい。
同じ二度寝なら、そのまどろみ時間を至極のゴールデンタイムにしたらいいのだ。
まどろみゴールデンタイム、朝起きるのが憂鬱な方はよかったら試してみて。
〜結果は個人差があります。
〜疲れや寝不足で起きれない場合もありますので、そういう場合は無理せずに寝てください。
ではまた、次の満月で。
読んでくれてありがとう。
追記
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