この尊みを描けるなら
私が推してやまない、B'zのギタリスト、松本孝弘。ギターテクもそう、作る音楽の素晴らしさ、謙虚な人柄、人懐っこい顔、全てが私の中でときめきの対象であるこの人。
外から勝手に参加させてもらっているコルクラボのマンガ専科の課題で、「自分の好きなものを紹介する」という課題が出された。私は彼のことしか思いつかなかった。
他にだって好きなものはたくさんある。家族も大好きだし、動物好きだし、猫好きだし、画材集めとか100均巡りとか。私の生活の中で私をときめかせて、心を躍らせるものはいくつもある。でも、この課題に関しては、どうしてもこのことしか描けない気がして困っている。
この世の中、みんながみんな同じものを好きなわけではないのが当たり前で、しかも、ただ一ファンの人間が特に深い知識もなく気持ちに任せて描くだけの紹介マンガを、読みたい人なんかいるんだろうか。
他のもっと、「私も、僕も、分かる分かる!」というテーマにした方が、読む方だって楽しいんじゃないだろうか。
一生懸命描いて、それで誰にも届かなかったら、凹むだろうなぁ…。
そんな堂々巡りを悶々と繰り返しながら、ネームを、構成をああでもこうでもないとやってる。
それでも、私の気持ちが、描くしかないと言っている。読みたくもない人の目に触れたら…、結局好きの押しつけにしかならなかったら…、と思うと申し訳ないけど、やっぱりこの機会に描かせてもらおうと思ってる。
提出期間はとっくに過ぎてるし、外部参加だから出しても出さなくてもいい。もしかしたら描くだけで、外には出さないかも。
でも、これを描いたら、ひとつ自分の区切りになりそうな気がする。人の気持ちのひと区切りに使われるなんて、推しには気の毒だけど。
そんなこと言いつつ描いてる時は楽しいので、鼻歌まじりに描かせてもらいます。出せたら外に出すと思います。
読んでくれてありがとうございます。
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