うるかさってる
久しぶりの投稿になってしまいました。
GWももうすぐ終わります。わが社は5月16日から新しい年度となりますので、なんとなくソワソワしています。というのも、組織が変わったり、チームのメンバーが変わったりするからですが、私は引き続き、商品開発のマネジャーを続投させていただきます!
さて、タイトルですが北海道弁です。「うるかす」に「さってる」という独特の言い回しの活用です。タイトル画像は先日思い立って行ってみた、宮古島の海。私の勝手なうるかさってるイメージです。笑
うるかす:水につけておくこと、水分を浸透させること
さってる:(意思に反して)、(わざとではなく)、(勝手に)そうなっている状態
みなさま、私たちの作った化粧水、使っていただいていますでしょうか?お肌をうるかしていますか?
実は、この化粧水の発売と同時に進めていた開発商品があります!
じゃじゃ~ん!
コットンです。しかも7種類も発売しちゃいました。
もう店頭でご覧になった方もいらっしゃると思うんですが・・・なぜ7種類も?と思われていると思います。
選べないよーって思っている方もいらっしゃると思いまして、じっくりと説明したいと思います。
書いていたら長すぎたので、まずは開発経緯にします。次の記事で商品の説明しますね!
コットンをPBにした理由
これは、わが社のビューティーバイヤーMさんからの要望でした。化粧水の開発でいろいろと話している時に、「ほかにもPBにしたい商品ある?」って聞いたところ、即答で「コットンです」と。
そうだよな・・・私も作りたいと思っていました!というわけで、早速メーカーさんを探していろいろ交渉し始めたのですが、とても良い出会いがありました。
そして商談をしてびっくりしたのです。
コットンって、そんなに種類あるの???
私が知っているコットンの種類は、不織布でできたタイプと、コットンでできたものがあるということ。そして、漂白されたものとそうじゃない物があるとか、大きさとか・・・。
ところが、コットンの種類や産地、製造方法によって、コットンにも特性が出るということがわかってしまったのです。
ということで、様々なコットンをみんなで使ってみたのです。
え・・・全部それぞれいい・・・!
結果、開発担当者の私とOさん、バイヤーのMさん、それぞれにお気に入りのコットンができてしまいます。
この中から、どれかだけ商品化するなんてできないな・・・どうしよう・・・
じゃあ全部作っちゃおう!
ということになりました。
拭き取りに特化したコットン?!
中でも、拭き取りに特化したコットンが2種類あります。そのうちの一つ、「メッシュで拭き取り パッティングにも最適な 2WAYコットン」は片側が不織布のメッシュタイプ、片側はコットンでできているコットンなのですが、このメッシュ部分で小鼻あたりや唇まわりなんかを拭くと・・・角栓がとらさるのです!(あくまでも個人の感想です)
なにこれ!めっちゃいい。
クレンジング後、洗顔しても小鼻の周りにちょっと角栓が浮き出ていることがあって、気になってまた洗ったりしていたのですが・・・このコットンで拭き取れば「とらさる」のです。(あくまでも個人の感想です)
社内の開発承認会議に出席していた40代の男性たちに実際に使ってもらいました。
富山さん(社長):「今朝サウナ入ってきたのに・・・」
上司のKさん:「キタナっ!!!」
皆さんの角栓や角質も取れました。男性はコットン使いませんからね。たくさん「とらさり」ましたね。
というわけで、急遽拭き取り用の化粧水も作ることにしたのです。なので、拭き取り化粧水は、ギリギリで開発を進行することとなりました。
ちなみに富山さんはもうすでに2本目の「うるかす化粧水」を使ってくれています(買ったところを目撃しました)。
ちゃんと顔を「うるかして」いますか?
そして、もうひとつ私の知らなかったことでびっくりしたこと。
「化粧水を手で付けたら、手をうるかしている」という事実。
サツドラの従業員で化粧品の販売に携わる方は勉強会などに出席しますので、各メーカー様からのレクチャーがありますから、これは社内では常識らしいのですが・・・。私はそういう機会もないままに生きてきたため、今まで知りませんでした。
そうなんです。みなさま手で顔に化粧水つけちゃっていませんか?
手で化粧水を取って、顔につけると、顔よりも手が潤うんです。
私も面倒くさいから、手でバシャバシャってつけちゃってました。
お風呂上りにわざわざコットン出して顔に化粧水つけますか?
前回のnoteでは、バシャバシャ使える化粧水作ったって言ってたじゃん!
そうです。言ってました。
間違ってました!
そして、毎回手ではなくコットンで化粧水をつけ始めたら・・・今年の冬は手がめちゃめちゃ乾燥しまして、ハンドクリームめっちゃ使いました。笑
なので、ぜひコットンを使って、化粧水をつけてみてください。顔全体そして首までまんべんなく「うるかさって」しまいますよ。
ちなみにめんどくさがりの私は、洗面所で顔を洗いましたら、わが社の「うるかす化粧水」をとりあえず手でバシャバシャとつけ、部屋に戻ってからお気に入りのちょっと高級な化粧水をコットンでつける。もしくは、角栓が気になるときは「角質とらさる ハトムギ化粧水」と「綿100%で作った 拭き取り化粧水のためのコットン」で拭き取ってから、使ったコットンの裏面にいい化粧水をつけて、さらに顔に馴染ませるということをするまでに、成長しました。
私のお気に入りの組み合わせ↑
次回は各コットンの説明をします。
ここまで読んですぐにコットンが欲しくなった場合は、迷ったらこれ!というコットン「綿100%で作った ふんわりなのに毛羽立ちにくいコットン」をお買い求めください。これは万能タイプなので、おすすめです。