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母眠る

本年もよろしくお願いします。
noteの更新がすっかり滞って、すでに冬土用になってしまった。
今年は句会も休まず、がんばろうと思っていたのにもかかわらず、
早くも体調を崩し(牡蠣にあたったよう)欠席投句をして、句会には参加できなかった。

昨日、欠席投句をした句会の句友(お友達といっても、ふた周りほど違うご婦人だが)からお悔やみのメールが届いた。
私の出句から、母が亡くなったと思ったようだった。

病室に初日届きし母眠る

この句から、母の逝去を感じたようだった。
私が介護でよく帰省していることを知っていらっしゃるので、そのようにとったようだった。これには笑ってしまった。
しかし、句の解釈は読み手に任されているわけなので、そうか、そうかそうとるのかと、気付かされた。

母眠る初日明るき病室に

に変えたらどうだろうか、と言っても、句会ではないので、誰も答えてくれるわけではない。自選はほんとに難しい。

今週はお見舞いには行けない。
母はもう眠ったようで、人間と神様の間ぐらいになっている。
来週はお見舞いに行けると思う。
眠っている母の肩に手を差し込んで肩の重みを懐かしみ、温みを感じるのが好きだ。

noteは今年がつぶやきたいときに、更新してみようと思う。
写真は、近所の池のキンクロハジロ。よく潜る。

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