2021年1月13日、おばちゃんとして生きる日記
この冬はとても寒い。パート先の先輩達とも、去年はカイロ使わないくらいあったかかったのにねぇ、そうですよ、わたしは去年滋賀にいましたが滋賀でさえカイロいらないくらいでしたよ、という会話をたぶんもう3回はしている。女性達の会話の中で、同じことを繰り返すことはとても大切だ。無駄な会話のように聞こえるものこそ、繰り返し話して、無駄に聞こえる何気ない会話を繰り返せる関係性というのを、構築していく。優しい時間だ。私は野菜を切るパートをしている。野菜を切ったり袋に詰めたりするのは大して楽しい仕事でもないけれど、おばちゃん力を育めるすてきな職場にいる。私はパートに出て、人生がひろがったとおもっている。パートに出たから、誰かと仲良くする楽しさや、仲良くなっていく方法を見つけられるようになってきたように思う。何しろわたしの職場には優しい人が沢山いる。おばちゃん力の高い先輩、おじさん、いろんな人がいるからいろんな人のいいところを真似していける。楽しく生きていく上でおばちゃん力に勝る能力なんてないんじゃないかと思う。おばちゃんとして生きることは最高に楽しい。明日もパッチはいて、裏起毛のゴムのズボン履いて、ヒートテック来て仕事に行く。
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