元鑑定師の有難迷惑な本音(基本の4)
自己流鑑定方法 #2
自己流鑑定のルール #2
『鑑定』には独自のルールがあったりするモノだ。
当然、自己流の私にもルールというモノがある。
その一つとして、
『18才以下の子どもは鑑定しない』
というモノ。
『小中高生(学生)などの子どもはみない』
ということだ。
だから、子どもの『鑑定』はお断りしてきた。
困るのは、親が良かれと思い、
自分の子どものことを聞いてくる場合。
このケースは、案外多かったりする。
『子どもへの思い』はわかるのだが、
ダメなものはダメなのだ。
子どもの鑑定
親が我が子を心配して、相談する。
当たり前の光景かと思われるが、
これは基本的にはNG。
普通は、そういう流れを想定済みで、
占いや鑑定をするモノかと思う。
でも、私の場合は、
何か特別なことがない限り、
子どもをみたりしない。
何かあれば、こちらから、
「お子さんは、どんな感じですか?」
と聞くことはある。
要は、こちらから話をふる場合以外は、
子どものことは関知ないのだ。
子どもに関知しない理由
世の中には、『順(順序)』というモノがある。
これは、かなり重要なこと。
特に、こういう世界では、
『順(順序)』を間違えてはならないモノなのだ。
宇宙や自然の法則は、
基本的には上から下に流れる。
それ故、『順序』や『順番』には
この法則が適用される。
これを、『縦の法則(縦のつながり)』という。
たいてい、子どもは親の庇護のもとにある。
要は、親の支配下ということ。
それ故に、親の影響が絶大となる。
もっと言えば、
『親が絶対的な存在』ということ。
『親から子へ』
この影響力はかなり強力で、
鏡の法則のように、
親の状態は、必ず子どもに伝播する。
(鏡に写したように、同じような状態になる)
親(上)と子(下)の関係性に、
『法則』が発動する訳だ。
法則を考慮すると、
『親が良くなれば、必然的に子どもも良くなる』
そういうことになるハズだ。
親である自分自身がまずは良くなる。
少なからず、良くなる努力をする。
そうすることで、
子どもにその影響が伝播し、
気がつけば、子どもの状態も良い方向へ。
こんな感じになる訳だ。
だから、親が子どもを思うのなら、
全力で自分自身を良い方向にすることが重要で、
まずは、子どもより自分自身を優先すべき。
親心としては、
「私はいいから、まずは子どもが良くなって欲しい」
そういう気持ちかと思うのだが、
これは『法則』に反する。
良かれと思っての考えかと思うのだが、
実は、間違えだったりする訳だ。
子どもは素直なモノだ。
なので、『言われたこと』を
信じ込んでしまうケースが多々ある。
そんなつもりで言った訳ではないにしても、
場合によっては、
『洗脳状態』になってしまうこともあるのだ。
ことに、「占いでそう言っていた」となると、
その縛りはキツくなる。
それは、一種の『呪い』かと…。
私自身、そうならないようにするために、
子どもをみない。
そういう側面もある訳だ。
子どもには多くの選択肢があると思う。
親の一つの役目は、
この選択肢をなるべく多くしてあげること。
個人的にはそう考えている。
『子どもをみる』ということは、
この選択肢をせばめる行為だと思う。
子どもは無垢で純粋な部分があるので、
親などの大人から言われると、
そのことに縛られしまう。
要は、他の選択肢が見えなくなったりするモノだ。
もっと言えば、
その言葉に誘導されて、
ついつい本意ではない選択をしてしまう。
こういう可能性もあるのだ。
とても怖いことだと思うのだが…。
18才以下でも、例外はある。
それは、『親から自立している場合』。
早い段階で社会に出て、
自分の力で生きている人もいる訳だ。
そういう人は、
『自己を確立している』という位置づけで、
大いに力添えをしたくなるモノだ。
もちろん、鑑定対象としては合格となる。
基本的なスタンスは、
学生はNG、社会人はOKといった感じになる。
言葉は悪いのだが、
『親に養われている人は門前払い』
といった線引きになる。
とはいえ、大人の中にも、
見せかけで自立しているだけで、
中身(精神的)には、
自立できていない人も多いのだが…。
まとめ
世の中には『順』というものがある。
なので、『順序』や『順番』は
とても大切なこと。
このことを、忘れがちの人が多いように思える。
『縦の法則(縦のつながり)』で、
まずは親である自分自身が良くなる。
そういう努力をすることが重要。
子どもを良くするには、まずはここから。
親が良くなれば、必然的に子どもも良くなる。
そういうモノなのだ。
親心はわかるのだが、
順番に良くなるので、さほど心配することはない。
まずは、自分自身を心配すること。
親の影響力は強力で、
鏡に写したように、
その子どもは同じような状態になりやすい。
注意が必要である。
大人(親)が言った言葉は、
時として、子どもに『呪い』をかけるのと、
同じ効果があったりする。
これを、肝に銘じること。
親の一つの役目は、
子どものために、
『将来の選択肢を増やすこと』。
もちろん、その選択肢を選ぶのは、
子ども自身となるのだが…。
今回は、以上。
願わくば、読後の感想を求む…。