夫婦で思った「救急車」について②
普通なら救急車呼ぶような事態で「自家用車の方が早い」なんていう考えには至らないかもしれません。
でも我が家は「救急車よりも自家用車の方が、結果的に早く子供を医師に診察してもらえる」という判断に至りました。
私だけではなく、主人と一緒の考え。
夫婦でそう思ったので、その後からずっとこちらを実践しています!
何故かというと…
自宅から医療センターまで、夜中の車道ガラガラな時間であれば15分で到着できること。
15分で到着するならば、まだ痙攣治ってなかったり、喘息も最悪な状態までにはならずに診察室へ行けるから。
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「痙攣」をあまり知らない方のために!
といっても私も医師ではないので、参考程度に留めてくださいね。
主治医の意見と、介護士という立場、何度も親として見てきた総合的な結果と主観でお伝えしています。
痙攣発作は通常2〜3分以上継続していれば絶対に救急車呼ぶレベル。
通常の痙攣発作・子供でいう「熱性痙攣」は、大体数秒〜1分程度。
しかも通常は人生で一度きり。2回も3回も経験することは稀です。
我が家の場合。
長男人生初めての熱性痙攣は1歳の誕生日3日前。
人生初めての発熱。そして初めての熱性痙攣。
大発作20分前後。
その後完全に意識が戻るまでトータルで30分前後かかってます。
ちなみにこの時、痙攣発作起こして2分後に救急要請。
でも道が混んでて救急車到着遅い。
救急車到着時には意識やや混濁してましたが、経験はほとんどおさまっている状態。
更になかなか病院決まらず、病院へ到着時には意識は鮮明。
医師の診察で「特に問題ない」という判断で診察後帰宅。
帰りも道が混んでてやっと帰れて小1時間。
まだ病院出てから1時間半ほど。
そんな中長男本日2回目の痙攣。意識戻るまで、12分。
通常2回も起こり得ないので、痙攣きたと同時に受診へ!
さっき受診行った準備がそのままだったので、それ抱えて大急ぎで車内へ向かいました。
たまたま主人も夜勤明けで在宅だったため、もう救急車呼ばずに自分たちで行こうと、主人運転。私が経験したままの息子抱っこして出発。
ということが、参考程度にありましたというお話です。
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救急車で病院へ行くと「トリアージ」を受けずに、直接医師の元へストレッチャーで連れて行ってくれるので、待合室で待つなどのことがなくなります。
もちろん救急車内でもある程度の処置も施してくれるので、病院に着いた時点でいち早く状態を救急隊員・医師たちが連携して情報共有し、1秒でも早く本格的な治療ができるようにしてくれます。
本当に頼もしいこと。
でも、我が家には合わない。
何故なら我が家で救急車要請する内容は、大体が救急車内での治療は行えない理由での救急要請だから。
そのため車内では、声かけやバイタルを規則的にずっと測り続けてくれるだけ。
ちなみに自家用車で病院へ行くと、普通に駐車場へ車を停め、その駐車場から子供を抱っこして、荷物も当然自分自身で持つ。
日中ではないので「夜間救急入口」という、正面玄関よりはるかに駐車場から遠い入口まで、子供抱っこして、荷物も持って歩かなければなりません。
そして更に一度受付で普通に受付し、そのあと看護師による「トリアージ」があります。
このトリアージで「赤」「黄」「緑」=というように色分けされます。
赤→緊急度が極めて高い患者。
黄→なるべく急いで治療した方がいい患者。
緑→緊急性は低い。
これが終わってようやく診察です。
でも!この手順があったとしても、我が家では救急要請して病院へ到着するより、自家用車のほうが結果的に治療開始が早くなる。
何故なら…自家用車で行った場合は、症状がおさまる前・または最悪な状態に陥る前の直前。
どちらにせよ我が家の場合はほぼ9割「赤」のトリアージ結果を貰える可能性ばかりだから。
トリアージで赤になった場合は、待合室すっ飛ばして救急車で搬送した場合と同じく直接医師の診察になります。
もし仮に医師が更に緊急性の高い患者を見ているとしても、看護師が数名対応してくれるので、喘息の場合は酸素や吸入処置。
医師がすぐに対応できるように処置を予測して、痙攣の場合は座薬や注射の準備などしてくれます。
以上の理由から私たち夫婦は、主人が夜勤でいない場合を除いて、必ず夫婦2人とも自宅にいたならば、どちらかが運転。どちらかが抱っこで直接受診へ行くことにしています。
もちろん子供2人いて、1人が発熱・痙攣。
もう1人は元気で眠っている場合でも、救急隊員がきてもどうせ起きて泣かれるので、だったら最初から寝ているもう1人の子供も病院へ連れていくことにしています。
そして病院までは一緒に来ても、主人ともう1人の子供は病院の駐車場で待機。
帰れるならそのまま一緒に帰る。入院になった場合はそのまま車を乗って帰ってもらい、荷物を持ってきてもらうようにしています。
同じく主人がおらず、長女まだ生まれる前の話で長男が痙攣した場合。
長女が生まれたあとの、子供2人いる状態でどちらかが痙攣した場合。
これはどちらも救急車要請していました。
もちろん理由は「自分が運転してしまうと痙攣している子供を抱っこする相手=痙攣中の状態を適宜見てくれる人がいないから」です。
この場合は諦めて救急車要請していました。
そのため、私たち夫婦はこのような決断をしていますが、もちろん合わない家庭もいると思います。
ご自身の家庭の状態に合わせて行ってくださいね♫
ちょっと難しいお話になってしまいましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました♡
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