今日の読書(一汁一菜でよいという提案)
贔屓にしている農家さんのオススメ本。
そのままわたしのオススメ本になりました(笑)
『一汁一菜でよいという提案』
土井善晴
「生きることは食べること」
20代の頃のわたしは、食に対する関心はゼロどころかマイナスだった。
毎朝、マーガリンの食パン。
お昼は、自分で作ったおにぎり2個。
晩ごはんに至っては、記憶すらない。
お金がなかったわけじゃく、むしろあったはず。
ただ、他に使いたい目的があったから、食にお金かけるなんて意味わからないって思ってた。
懐かしき日々です。
今は、食べるものが人を作ることを知っている。
食べ物が、ときに、愛をくれたり、優しさをくれたり、安心をくれることを知っている。
来間島の発酵飲料みきを作った時、教えてもらったこと。
それは、みきは、怒りながら作ったら、わかるってこと。
そうか、生きてるんだ。そう思った。
もっと、生きることを楽しみたいと思う。
日々の暮らしには、生きる喜びがたくさん詰まっている。
日常の小さな喜び。
見落としてしまう小さな喜び。
それに気づいていける生き方を選ぼう。
そんなことを思いました。
ステキな本です。