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ヴィパッサナー瞑想

亡き父が闘病していた時(1990年代)は、まだ介護保険制度は無かったので、家族親族で介護(看護?)していました。私はいわゆるヤングケアラーでしたが、当時、そんな言葉も無かった… 介護の苦しみや父が他界した悲しみを誰にも相談できず、ストレスを抱えて過呼吸になり、倒れて病院に運ばれました。

そんな過去の記憶があったので、いま母(要介護5)の在宅介護をしながら「ストレスを抱えてはならない」と思いつつ、遠距離介護が一年くらい経った頃、心身の変化に気付き、お世話になっているクリニックの先生に診てもらったところ「介護鬱病になりかけている。ストレス発散しなさい」と言われてしまいました、茫然です…

千葉県のヴィパッサナー瞑想合宿所

ストレス発散の仕方が分からない… けれども、ずっと前から気になっていた「ヴィパッサナー瞑想」の10日間合宿に参加してみたい、そう思い始めていて、母のケアマネさんや訪問医療の先生、何より家族に相談して、もちろん仕事先の先輩にもお伝えして、とうとう念願叶って2024年8月、千葉県にあるヴィパッサナー瞑想センターへ行けることになりました

既に合宿体験済みの友人知人から聞いていたとおり、スマホ禁止、会話禁止、メモ書きも禁止などなど世俗と繋がるモノから一切遮断されて、ひたすらゴエンカ式の瞑想を朝から晩まで… 正直、つらいトコロもありましたが、それを上回る素晴らしさでした

瞑想ホール

合宿中、全く会話できないでもなかったことが意外でした、苦笑 私のように初参加の方々がほとんどなので、瞑想のやり方がイマイチ分からなかったり等々、質問がアシスタントティーチャーさんや、私達の合宿生活のケアをしてくださるコースマネージャーさんには可能なのです。助かりました

庭に佇んで居たサルスベリ

基本的には誰とも会話してはいけないので、植物や虫、空や太陽、星と会話(畑に居る時と一緒だ!!) 瞑想で座ってばかりいても身体が凝り固まってしまうので、天気の良い休憩時間はセンター内を散歩していました※ヨガなどもセンター内ではNGでした

小石のオブジェ

散歩中、素敵な場所を見つけました「オブジェの小径」と勝手に名付けて、笑 私も石を置いてました。あとから古い生徒さんに訊ねたら、此処は個室用の瞑想ハウスに続く道でした。
合宿が終わって帰宅すると 普段通りの生活に戻りましたが、すこし生き返ったような気がしました。生きるパワーを貰えたと言うか(プラーナ…?)
思考に変化が起きたと言うか。。そんなワケで noteも復活できました。

合宿は瞑想を日常で実践することが目的なので、はじめは自宅で真面目に瞑想していましたが、やはり生活に追われてサボリ気味に…。

また合宿に参加したくて、うずうずしています。今度は京都にある瞑想センターへ行ってみたいとも思っている元なんちゃって京女です(昔、家庭の事情で京都に住んでいたことがありました)

生きとし生けるものが幸せでありますように


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