オンライン飲み会というブームに乗った時の話
わたし、趣味で編み物をするのだけど。
編み物が好きという共通点だけでめちゃくちゃ仲良くなった友達がいて。
その子は立川に住んでいて立川がいかに僻地かを語ってくれるんだけど
いや立川ってそんな田舎でもないでしょ、駅も大きいし、ねぇ、って諭しても絶対に揺るがない自虐精神を備えていて。
そんな彼女はお酒も好きで。
ある日突然、 LINE飲みしませんか…! ってお誘いをくれたのがきっかけで私の初めてのオンライン飲みが始まった。
自分でこさえた夜ご飯と、ウイスキーと炭酸を携えて。
実はちょっとだけ、間が持たなかったりしたらどうしよう、とか考えたりもした。会って話す臨場感が得られるのか、結構不安だった。
杞憂だった。
4時間あっという間だった。トイレ行くタイミングだけ難しいかなって思ったけど、それは居酒屋でも似たようなものだ。
味を占めたわたしは、怒涛のオンライン飲み会週間に突入した。
最近会えてなかったけどかつて新宿二丁目のクラブで安室ナイトに興じたり一緒にグアム旅行とか行くくらいに仲良かった友達と昼から飲んだりとか
高校の同級生でタブーな話題が皆無な仲間たちと深夜まで話し込んだりとか
いい大人になってから出会った、音楽や演劇など多岐にわたるサブカルに身を賭す仕事のできる女たちと曜日指定で定例会にしたりとか。
入口はやっぱコロナの話題になるけど、一度扉開けちゃえばいつも通り。
暗い話にもならない。のはみんなポジティブな人たちだからなのかな!
人と話すの楽しいし、脳が刺激されてる感じすごかった。大事だね、関わっていくこと。
一人でいると、声出して笑うことってほとんどないもんね。
でもやっぱり、タコパしたいし、居酒屋であつあつとろとろのモツ煮と半生のささみ串をレモンサワーで流し込みたい。
みんなと会って、みんなで食べたい!
ぽむこ