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【子どもの靴選び】大きめの靴を買ってもいい?
子ども靴の売り場をのぞいていると
子どもはすぐ大きくなるから、ひとつ上のサイズをください
というフレーズをよく耳にします。
今回は、その買い方は正しいのかどうか、お話していきますね。
服と靴の選び方は、どこがちがうの?
服と靴の大きなちがいは、着用したときに、中のようすが見えるか/見えないか、そして、サイズの調整ができるか/できないかです。
服は、袖から手が出ているか、パンツの裾をするびっていないか、などから目で大きさを判断することができます。
また、ダボダボすぎまではいかないけど大きいものは、少しまくったり、紐やゴムで調整して着せることもできますよね。
一方、靴は、中が見えない、そして、(長さの)調整ができません。
一度靴の中に入った足がどうなっているのか、見たことがありますか?
つま先に大きなゆとりがあるかもしれないし、逆に当たっているかもしれません。あるいは、ぶかぶかで足が泳いでいるかもしれません。
ベルトがあれば、幅まわりの調整は多少はできます。
しかし、長さは変えられないのです!!!
なので、靴に関しては、大きさ選びは慎重にお願いします。
大きすぎると何がいけないの?
大きすぎる靴を履かせていると、足のトラブルスパイラルへ巻き込まれます。(脅しじゃなくて、まじめな話です…)
大きすぎる⇒脱げそうになる⇒脱げないようにゆびでふんばる⇒ゆびを曲げるクセがつく⇒ゆびを使えないのでぺたぺた歩く⇒足・脚の筋力は育たない⇒上手に動けない⇒運動したくなくなる⇒全身の発達に影響が出てくる…
(きゃー、こわい…)
ざっくり解説なので、よくわからなかったらごめんなさい。
(コメントください…)
大きすぎるを体感してみよう!
例えば、
お子さんの足の長さは、11.1cmなので、
今ぴったりな靴のサイズは、11.5cmですが、
成長する分を考慮して、
新しく買うのにおすすめのサイズは、12.0cmです。
と店員さんに説明されたら、
12.0cmの靴だと、9mmしか余らないのか…。
12.5cmは、どうですか?
と聞きたくなりませんか?
では、実際にどのくらい大きいのか、イメージしてみましょう。
(私の頭があまりよくなかったので、単純計算でやってます…)
お子さんの足の長さ・・・11.1cm
①今ぴったりな靴のサイズ・・・11.5cm (足+0.4cm)
②おすすめされた靴のサイズ・・・12.0cm (足+0.9cm)
③できれば買いたい靴のサイズ・・・12.5cm (足+1.4cm)
こちらを、大人の足サイズに近づけるため、単純に2倍にしてみます。
足の長さ・・・22.2cm
① ・・・23.0cm (足+0.8cm)
② ・・・24.0cm (足+1.8cm)
③ ・・・25.0cm (足+2.8cm)
わかりますか…?
11.1cmの足のお子さんに12.5cmという大きめの靴を履かせるということは、
22.2cmの足の大人が、足+2.8cmの靴を履いているようなものです。
そう、ぶかぶかですね。
おわりに
できるだけ長く履けるサイズが欲しい気持ちは、とてもよくわかります。
ですが、大切なかわいいお子さんのことを考えたらやめましょう。
靴に関しては、大は小を兼ねません!
すぐサイズアウトするのはもったいないかもしれませんが、お子さんがスクスク成長している証なので、ポジティブに感じていただけるとうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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