足が臭う彼女にはなりたくない！

さて、強烈なタイトルをつけてしまいましたが、私がまさにこれでした。（お恥ずかしい…）

足がくさい女だった

4年ほど前、百貨店の寝具売場に勤務していたころの話。

ときどき、当時の彼氏さんが車で迎えに来てくれていました。

仕事を終え、着替えて、もうダッシュで彼の元へ。るんるんです。笑

でも車に乗ると悲劇がやってくる。足元から汗臭いにおいがしてくるのです。

もう、無言で窓を開けるしかないですよね。

くっさ。ってよく怒られました。すみません…。

履いていた靴

この時履いていた靴は、6㎝ヒールのパンプスでした。

会社からどのように靴を指定されていたかは覚えていませんが、上司は黒のレザースニーカーを履いていたので、パンプスである必要はなかったのかもしれません。

とはいえ、当時の私は23歳。パンプスを履きたかったのでしょう。笑

問題点

仕事帰りの私の足が臭っていたのは、パンプスを履いて仕事をしていたからではありません。

最大の原因は、サイズが合っていない靴をほぼ毎日履き続けたことです。

パンプスの６㎝というのは、ハイヒールというほどヒールが高いものではありませんが、ずっと爪先に体重がかかっています。

爪先に体重がかかり続けると、黙っていても足は前に滑っていきます。歩いたり、動けば、尚のこと。

サイズが合っていなければ、更に、足は靴の中で動きまわり、ずっとストレスがかかった状態で、変に力が入ります。

なぜこれが臭いにつながるかというと、汗をかきやすくなるから。

原因＝汗×汚れ

足の裏には汗腺（エクリン腺）がたくさんあり、元々、汗をかきやすくなっています。さらに、ストレスがかかっていると、普段よりも汗の量は増えます。

とは言え、本来、エクリン腺から出る汗は無臭なので、汗をかくこと自体は問題ではありません。

ではなぜ臭うのか。その原因は菌の繁殖にあります。

靴の中は足によって密閉され、空気の流れが悪い環境です。そこでかいた汗は、乾かず、中敷に吸収されます。

一日で大量の汗を吸っている靴を乾かさずに、また続けて履けば、汗がさらに溜まり、靴はより乾きにくくなります。湿った状態が続けば続くほど、雑菌が増え、そこから臭いが発生するのです。

また、足の角質や皮脂、靴の中の汚れも菌のエサとなり、臭いの元になっています。

足の臭いを絶つ方法ー５ステップー

１、足にあった靴を履く

ただでさえ、足は汗をかきやすいので、無駄な汗をかかないために、ストレスフリーな足にあった靴を履きましょう！

２、同じ靴を毎日履かない！最低でも1日おき！

臭いの原因となる雑菌を繁殖させないためには乾燥させることがポイントです。同じ靴を続けて履くと、靴の中の水分が完全に乾く前に、新たな汗を吸収し、ずっと湿った状態です。

３、履いた靴は風通しの良い場所に置いて乾燥させる

黙っていても乾燥はしますが、できるだけ早く乾燥させることも大切です。靴を脱いだら、すぐに下駄箱にはしまわず、一晩は玄関に出しておきましょう！

中敷を取り外すことも効果的です。

また、職場のロッカーを使う場合や、玄関に靴を置いておけない場合は、乾燥剤を使いましょう！「シューズドライ」で検索すれば色々でてきます。

４、靴もたまには水洗いしよう！

皮脂、角質、靴下についていたゴミ、気づいたら入っている砂など、靴の中は汚れています。爪先に手指を入れるとほこりの塊が出てくる人も多いことでしょう…。

子どもの頃は、毎週上履きを洗っていたはずです。あの習慣を思い出してください！衣類と同じように、靴も汚れたら洗って綺麗にしてあげましょう！

５、足を、洗おう！

毎日酷使されているのに、雑な扱いをしていませんか？爪や足ゆびの間には汚れが溜まっています。手のように、しっかり毎日洗ってあげましょう！

「足が臭い」なんて容易に解消できる

「足がくさい」ことは、自分にも周囲の人にもストレスですよね。

スプレーや粉末タイプの消臭剤を試すことも良いかと思いますが、まずは先ほどの５つのことをやってみてください。特別な道具は要りません。

「足が臭い！」なんてストレスから、さくっと解放されますよーに。