今、望むことを、素直にえらびとる自由をとりもどす~うお座新月期間の過ごし方
3月3日、午前2時35分、うお座で新月です。
昼と夜がおなじ長さになる春分は、3月21日。
西洋占星術ではあたらしい1年のはじまりです。
今回の新月~3月18日の満月までの2週間は、あらたな生活の始まりに向けて、心と身体と環境をととのえる期間ですね。
この時期の過ごし方のヒントを書いています。
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ふと、ある時点から今日までの、時の流れをふりかえり、感慨深く感じる瞬間があるのではないでしょうか。
細やかな記憶は薄れていたとしても、長い時間をかけて積みかさねてきた歩みや、厳しい状況をのりこえる体験からえた果実は、たしかな手ごたえとしてあなたの中に実っています。
ここまで来たから見える景色があり、つくりだせる道があります。
この時期は、これまでの体験から身についた力と感性とを信頼して、ここから創りだす未来図を、大らかに思い描いてみるといいですね。
すぐに「これだ」とデザインを決めるというよりは、いま、あなたの中でおこっている変化を、身体と心で味わい、すなおに流れに身をまかせ、しなやかに泳いでいくように。
思い描くイメージも、色をかえカタチをかえ、自由に楽しんでみる。
力や感性が身につくまでは必要だったお手本の型や、こうすべきという決まり事への囚われは、もう手放してもいいでしょう。
心が安らぎ、光を感じ、伸びやかに、あなたらしくいられる方向をめざしてください。
この時期、「ああ素敵だなぁ」と心惹かれるモノがあったら、手に入れて使うといいですね。喜びの実感が、進む方向への道しるべになります。
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この時期は、本来の自分が望むように変化しようとする動きを、おしとどめる要素が、浮きあがってくるタイミングでもあります。
「こう在ろう」という望みはあるのに、重たい気分がジャマをして行動にうつせない。
本心を伝えられずに怒ってしまう、など。
望みとは裏腹のことをしてしまう。
そんなときには、重たい気分になる理由、素直になれない理由を、ていねいにひも解いてみてください。
はじめは、「おっくうだなぁ」「めんどくさいなぁ」と、すぐに言葉にしやすい言い方がでてくるかもしれませんね。
ここで終わらせずに、「何を、どのように」おっくうだ、めんどくさいなぁ、と感じているのか。
隣にすわって親身に友だちの話を聴くように、ゆったりと自分のハートと対話をします。
過去に味わい切られなかった感情は、今もあなたの言動をしばっています。
表からは、すぐにみてとることのできない、心の奥に潜む思いこみを、見つける場合もあるでしょう。
それらすべてをあるがままに見て、「ああ、そう感じているんだねぇ」と受けとめ、解放していきます。
今、望むことを、素直にえらびとる自由をとりもどしましょう。
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☆読んでいるひと☆
あつこ(Earthbrething/パーソナルコーチ)
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