あなたの心をあたためて、強く育むものとは
あなたの気持ちを強くする行動ってあるだろうか?
まわりに強い態度をしめす、という意味ではなくて。
その行動すると、自分がどっしりと落ちついて、内側からパワーが湧いてくるのを感じられる。自分の想いと言動とが一致していると感じられ、自分への信頼も増していく、ようなもの。
この感覚は、本来もって生まれた資質を「主体的に」生かせているときに、湧いてくる。
たとえばわたしだったら、
・身につけた技術や知識をつかって、あるいは手をかすことで、人のお役にたてたとき。
・自分が「おもしろい」と感じたことをまわりの人に伝えて、興味を抱いてもらったとき。
・はじめましての方に話しかけて、だんだん緊張が解けて、おたがいに笑顔で雑談ができたとき。
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人には生命力がある。わたしは生命力を太陽のようにイメージしている。
人のなかにある太陽(生命力)は熱とエネルギーをつくりだす。自分とまわりをあたため、ものごとをよりよくかえ、前へ進ませる力をうむ。
人のなかのこの太陽発電は、受け身のときや、まわりの人の思惑が主軸になって動いているときには起動しない。だから、自分のなかに、前へと進む熱やエネルギーもうまれない。
「自らの意志で、自分の本心に正直にしたがって動く」ときに、発揮される。
行動、と言われると、何かを成しとげるようにイメージしがちかと思う。
けれども本心に正直にしたがうなら、もし「疲れたなぁ、休みたいなぁ」と感じているときには、休養するのが主体的な行動だ。
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たとえば落ちこんでいて、なんだか気力が湧かない、と感じているとき。
ただ、その自分をあるがままに受けとめ、内側で感じていることに意識を向けるだけで、太陽のエネルギーを自分に与えることになる。必要な時間をかけて、気力は回復していくだろう。
⭐︎参考記事⭐︎
落ちこんだ気持ちをあるがままに受けとめ意識を向けつつも、視点を切りかえ、そのものごとのよい面も見る。
これができたら、さらに主体的な動きをしたといえる。自分の内の太陽発電が起動してエネルギーが湧いてくる。よいアイデアが自然に浮かぶかもしれない。
そうするよゆうもないときには、口角をあげて笑顔のカタチをつくってみる。笑いたい気分じゃなくてもかまわない。
ただ口元を笑顔のカタチにするだけでいい。これだけで太陽の光が内側を照らし、あなたをあたためはじめる。