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人は偏りをもって生まれる。その偏りが人生のテーマにもなりやすい
わたしは占星術というものの見方をつかって、人の欲求や意識(感情+思考)について考えます。
占星術では、ホロスコープという図をつかいます。
ホロスコープとは星の配置図。
自分を中心にした大きな丸い天球があるとみたててみてください。頭の上に広がるのは天球の半分。空を大きくとりまくドームのようにみえるでしょう。
このドームをみるつもりで空を眺めてみます。
この天球にはりついたように見える星たちの配置を平面に描きます。
頭の上はもちろん、みえない部分の下半球の星たちも図に書きこみます。
これがホロスコープ。
こういったものです。
こちらはついさっきの空の様子。
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このホロスコープをみて、どんなふうに感じますか?
もちろん、くわしく読もうとすれば、12星座や星の意味だとか、覚えることがおおくて、むずかしい…となりますが、今日はただパッと見た感じだけでいいのです。
「円の内がわ、左上がわに記号がかたまっている」のに目がいきませんか。
(もちろん、感じ方は人それぞれ。他にもいろんな気づきがあったかもしれません。が「円の内がわ、左上がわに記号がかたまっている」から話をすすめていきましょう。)
円の内がわの記号はすべて、星をあらわしています。星は人の欲求や意識をあらわします。
これは、今日、2022年1月6日11時43分生まれの方のホロスコープでもあり、この方の取扱説明書、人生の青写真としても活用できます。今日はとくに星がかたまっていますが、とくにめずらしいというわけではありません。
このホロスコープが人の欲求や意識のようすをあらわしている。そのイメージを図でパッとみて感じていただけるかな、と思ったんです。
この円の全方位360度すべてが全体意識だとしたら、個人は無意識をつうじてこの全体意識とつながっていますが、ふだん意識して活用しているのは、星がある部分だけ。偏っているんです。
星と、星が位置する場のエネルギーとが、欲求や意識として感じとられ、ふるまいにあらわれてきて、その方の個性や生き方として表現されます。
星の配置は、かたまらずバラけている場合もあります。けれど、星があるところだけ意識して使っている、ととらえれば、やはり偏っているといえるでしょう。
まったく偏りがなければ全体意識と同化しているから、もう人としては地上に存在していないんじゃないかな、と思います。
ということで、人は偏りをもって生まれます。
人生のテーマを読むとすれば、まず星がかたまっている部分、またそのほかの条件で強調されている欲求や意識の部分ですね。
かたまって偏りがある、強調されている、ということは、人生の多くの時間をその欲求と意識のために使う、ということですから。
偏りや強調ぐあいにも、それぞれに個性があります。極端に密度が濃かったり、あるていどバラけていたり。だから人生をつうじてのテーマもちがうし、とり組み方もかわっていきますよね。
(ちなみにわたしは相当かたまっています。”自分の資質を掘りおこす”、”知性や情報を深い洞察をもって活用する”、という分野です。研究好きなのがわかりますねw)
ホロスコープを使いながらそのテーマを考えてみる、とは、第三者の目をとおして自分をみていくのと似ているかな。
客観的にみる。あらたな視点ももてる。自分の衝動とはうまく距離がおけるので、ほどよい余白があいて、創造的な使い方も考えられるという点で。
ホロスコープを使わなくても、自分がどうしても意識してしまうのはどの分野なのか、どの程度なのかを観察して考えてみることはできますね。
あなたが強く望んだかわからないままでも、結果としてどうしても関わってきたこと。
めんどうだなぁと思うときはあるけれど、やらずにはいられないこと。
夢中になってしまうこと。
興味が尽きないこと。などなど。
あなたの人生のテーマはなんでしょうか。それにどのくらいの熱量をかけていますか。ちょっと俯瞰してみてみる時間をもつのもいいですね。
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続きです
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こちらのワークショップ、西洋占星術の専門用語はつかいませんが、人の意識をあらわすホロスコープのしくみをつかって、それぞれの方の個性の発揮をサポートするのが裏メニューともいえるかも。(わたしからのアプローチの)
(あなたは〇〇座だからこうだよね、と決めつけたりはしません。こういう傾向を生かしたらどうだろう、という参考にしています。すべてをまるっといかしてこそ、です。)