中国人に言われたこと

お久しぶりです。
中国人(主に大陸)と毎日話すようになったら、さらに日本人とのコミュニケーションに軋轢を生じる結果になってます。
元々好きな歌手の唄う歌の歌詞を翻訳してみたくてそれだけで頑張ってたけれど、ファンたちと話しをしていると、日本のコミュニケーションと随分と違うのだなというのがわかりました。

1.自分の意思は濁すな

日本人の曖昧な「ですね〜」「そうですね〜」文化は一切通じない。
知らなかった/解らなかった/聞いてない/
全部駄々っ子のように口に出して良いし、相手も当たり前に言う。
「この店マズイね。」
このひとことは日本人の中でも言うか言わないかでグレーゾーンになりますが、彼らは店員に直接言うそうです。例えチェーン店でも。
良い店なら思いっきり褒めるし、SNSで拡散させます。

2.自分ルーツを誇りにしてる。

日本人の中でも政治的にこれは揉めてますが、
何せ56もの民族が住んでるので、自分のルーツである民族の血や文化は大切にしてます。
それに付随するように、その民族が多く住む土地は大切にしてたり、その土地の英雄は英雄です。
相手のルーツや文化を悪く言ったりはあまり無いようです。

3.若年層は現政権に不満はない。

意外かも知れないし、私が話す人たちが汉族が多いからかも知れないけれど、現政権にあまり関心を持ってません。
政治の話を突っ込んでして来ません。
私が日本人なのを知ってるのに、妙な日韓リスペクトの精神はあるようです。
行ってみたい国のツートップが日本と韓国という不思議過ぎる若年層たちです。
(たまにバンコクとか言う子も居ます)

4.空前の海老ブーム

普段から思ってたけれど、なんでそんなに南部(上海あたり)の人間たち海老ばっかり食べてるんだ?と思ってたら…今年はまさか小龙虾ばっかり食べてる…。
小龙虾とは日本で言うとアメリカザリガニです。
日本じゃ食用で輸入されたのに誰も食べなかったアレ。私が飼ってたのはニホンザリガニ。
良く食べてる友達に話しを聞いたら、
「獣肉よりヘルシーだし、味付けが良い店なら美味しいし、コラーゲンだからお肌に良いのよ。」
だそうです。
甲殻類アレルギーの私には何が何だか…

5.高兴はめったに使わない

“高兴”(Gāoxìng)
gāoxìng 【高兴】
1.嬉しい.愉快だ.喜ぶ
2.喜んで~する.~したいと思う
〈関連〉愉快/快乐
出典: KLIPP LLC「中日辞典」

だけれど、普通に“好愉快”で通じる。
とっても嬉しい時は、“太开心”で充分通じる。
同じように、何かを祝う時に使う“快乐”
は節日や誕生日くらいに使われず、普通の生活で「おめでとう」は“恭喜”(Gōngxǐ)が使われてます。

6.キリスト教排除?そんなの関係無い

キリスト教は現政権にとって悪と見なされて、教会から枢機卿が追い出されたり拘束される事件が後を絶たないですが、ECサイト花盛りで消費する事に慣れてしまった中国人たちにそんな現政権の声は届かない。
ハロウィン(万圣节),独身の日(光棍节,双十一,双11),クリスマス(圣诞节)...
これから年末に向けて何処かで行われている賞レースに向けての消費も活発で、商品を購入すると投票でき、SNSで共有するとさらに投票出来る。となると大量に購入する…
という仕組みもある。

私の狭い世界からの主観なので、あまり参考にはなりませんが、参考になると嬉しいです。

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