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熱はおアツいうちに。

『熱』は宝物だと思う。

あの人が好きだという熱、

これがすきで

これがやりたいという熱。。。


熱は、人生の流れでさえ連れてくるように思う。

わたしは
熱がさーっと冷めたとたんに、一瞬で「どうでもよくなる」単純な人間だ。


今までの恋愛もずっとそうだった。
「見切り」をつけたとたんに、それまでの焦がれていた熱が夢だったかのように正気にもどり
息をすると同時に、どうだってよくなる。



「意見を言われなくなったら、それで終わり」。
そんなひとことが頭をよぎる。

「愛の反対は無関心。」という言葉も。



人の人生は、熱によって構成されているのかもしれない。



あの頃、こんなことが好きで
どんな人とつるんでて
どんな恋愛をして、、


わりと流れるように生きてきたわたしでさえ
それなりの熱をもって
今まで生きてきたんだなと思うと、すこしホッとする。



「今、これをする流れ」というものがあるのなら
それはとても素晴らしいことなのだと思う。


その流れのなかには、
確実にわたしたちの熱や血が垣間見えるから。



「二極化」なんて言葉があるけれど
列車がわかれるその理由だって

次元がどうとか
レベルが低い、高いとか

そんなんじゃなくて

ただその人がなにに熱を感じていて
どういう風に、現実に風を起こしていくのかという流れにすぎないのだと思う。



流れを、決して止めてはいけない。

どんなに自信がなくても
どんなに困難に思えても
どんなに先がみえなくても。

あきらめた途端に、流れは一気に止まってしまう。

熱をくすぶらせたままで・・


熱をくすぶらせては
いつまでも人生に充実感は訪れないだろう。

沸騰しきれないお鍋みたいだ。

いつまでも、火が通らなくて食べられないじゃないか。



たとえばその熱が、
誰かから見たらくだらないことだったとしても

生きていて、誰かと関わった証を
わたしたちはきっと遺したいだけなのだ。


それも含めて、「種の保存」という本能なのだと思う。



人間は気が変わりやすいから
いつ違うものに熱をもつかわからない。


今自分にとって、旬に感じているものを
どこまでもたぎらせ、味わっていこう。




【熱は、おアツいうちに。】






ちえぼぅ

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