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めざせインタビューライター~美味しいカレーから学ぶインタビュー術編~

今日は受講しているWHEREインタビューライター講座のお話を少しだけ。
前回の講義から山中散歩さんが講師として、課題物の講評を行ってくださっています。

自分の課題への講評はもちろん、他のメンバーへの講評を聴くことで何倍も学びが深まる実感があります。
何より、最前線で活躍されている山中さんの、インタビューやライティングに向き合う姿勢や価値観を教えて頂けることがすごく貴重でありがたいです。

講座のすべてのお話はここではできないのですが、
山中さんが教えてくださった話で特に印象に残ったものをここで一つだけ。
それが『美味しいカレーのたとえ話』
曰くこれがプロのライターになれるかの分かれ道とのこと。



『カレーが食べたいよ!(こんな情報が知りたいよ)』と言う人のために材料(インタビュー内容)を揃えて美味しいカレー(インタビュー記事)を作って提供することがプロのライターの仕事。
冷蔵庫の中を探して出てきた材料でありあわせで作った料理を提供しても食べたい人がいなければ意味がないよと言うお話です。

この話、まさにガツーンと来ました。
今の自分は美味しいカレーに憧れて、
冷蔵庫から素材をかき集め、何とか手元を動かして。
結果できあがったのは、いびつな肉じゃがだった・・・そんな感じなのです。
これではカレーが食べたい人に満足してもらえるわけがありません。
もはや誰にも食べられない悲しい肉じゃがになってしまいます。


カレーを食べたい人がいるから美味しいカレーを作る。
その情報を知りたい読者がいるから、伝わるインタビュー記事を作る。

そのためにはどんな質問をするのか。どんなリード文から書き始めるのか。
料理もインタビューもレシピの作成と素材集め、下ごしらえがとにかく重要なんだなと思いました。

美味しいカレーも、時には求められれば美味しい肉じゃがも
お腹を空かせた人に届けれるようなそんな作り手を目指して
明日からも精進します。







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