![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/164299073/rectangle_large_type_2_293dbd3e177b1a916091982320ee8942.jpeg?width=1200)
詩 おんな
夜中にお湯をわかし
カップ麺を食べる
こんな時間に
女がひとり
だれに作ってあげる料理もない
こうやって
さみしく朽ちていくだけ
考えることは何もない
ただ穏やかな日々が
欲しいだけ
残された日々を
どう暮らすか
もっとキレイに生まれていたら
もっと違う道があったかもしれないとか
馬鹿げたことも
誰にもわからない独り言
窓を伝う雨が
一層孤独にさせて
夜があける
夜中にお湯をわかし
カップ麺を食べる
こんな時間に
女がひとり
だれに作ってあげる料理もない
こうやって
さみしく朽ちていくだけ
考えることは何もない
ただ穏やかな日々が
欲しいだけ
残された日々を
どう暮らすか
もっとキレイに生まれていたら
もっと違う道があったかもしれないとか
馬鹿げたことも
誰にもわからない独り言
窓を伝う雨が
一層孤独にさせて
夜があける