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詩  罪と罪

知らず知らずのうちに
人は人を傷つける
傷つけた側は
そのことに気づいてない
だからといって
責めるわけでもない
そうやって人は生きていく

罪を罪と思わずに

そこに気づくのは
きっと
日が落ちて
蝋燭の灯りだけになった頃 

人の灯りが恋しくなって
もがいてみても戻れない

戻りたくても戻れない
あの場所へ

いつかは僕も
いつかは君も

恐れを知らない無邪気すぎた
あの頃へ




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