詩  思い違い

自分が思うほど

人はそう何も感じていない

期待すればするほど

後悔と落胆におとされる

這い上がれる時を求め

空を見上げ
ため息をつく

筋書き通りの道なんてない

わかっていても

その道を
歩きたくなる

誰かにすがりたくて

手を差し伸べてほしくて

ひとすじの光を

手繰り寄せようとする


私の道ってこんなもんかな


諦めと放りだした明日

無論、昨日には戻れなくて

泣きながら歩く道

月の光だけが照らす

明日への道

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