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ひよこがどんどん離れていく。
どうしようもなく、さみしい。
小1の娘がちゃくちゃくと、ひとりの人間になっていってる。
昨日持ち帰ってきた作文が、思いのほか文章になっていたんです。
意味が通じる。意図を受け取れる。
おいおい、待ってくれよ。
もっと支離滅裂でいてちょうだいよ。
おかーさんの翻訳を必要としてちょうだいよ。
このあいだ怪我をして救急にいったときも、せつなかった。
救急隊員のおじさんや病院の先生と、ちゃんと受け応えしよる。
いやいやいや。
もっとパニックになって取り乱すもんじゃないの?
名前も年齢も嘔吐の有無や暑いか寒いかも、おかーさんに通訳させてちょうだいよ。
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「わたしはここにいます」
「わたしはこう考えています。こうしてほしいです」
これが言えたらだいたいどこでも生きていけると思うんですけど、だとしたら、ひよこの子育てほとんど終わっちゃったなーって。
あとできるのは、枯れないように見守ることだけ。
癒着してたのは、わたしの方でしたわ。がーん。