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択当

おばんです。
息子が5歳の誕生日を迎えたその日に綿棒を鼻に突っ込んで、567陽性となりました。

まだ5年しか生きてないのに、この長男はいつも記念日イベント系は何かしら罹患して流れてしまう、いわゆる持ってない系ミュージシャンの人みたいです。

この先、運動会、修学旅行、中間&期末テスト、受験、運転免許試験、就職面接…etc...
一発勝負の分岐点みたいなのが山ほどあるけど大丈夫なんだろうか。
と杞憂してますが、そのいわゆる持ってない系ミュージシャンとして生きてきている先人達ももちろん山ほどいるわけで。

多分そういう、"ここぞの場面"でことごとく何か起きちゃうミュージシャンの方々だって、きっと今、成功パターンじゃないBパターンの分岐点を進み続けていたって、結局、生きてる。

生きて、スマホなんて持ち歩ってるから、このnoteの記事に辿り着けてる。


Aパターンを進み続けてたら、もしかしたら2年前に濡れた手でドライヤーのスイッチONしちゃって感電死してるかもしれない。


分岐点に差し掛かって、いつも熱が出たりお腹壊したりして仕方なくBパターンを選ばされるハメになって。

その時はめっちゃ凹むかもしれないけど。
それで受験失敗して、『早稲田→証券マン』のAパターンが崩壊して、『高卒→チケットのもぎりバイト』のBパターンに進むことになったとしても、それならそれで多分楽しい生活になるんだと思う。

証券マンでは決して出会わなかった人脈と、安い立ち飲み屋で意気投合して、一生の親友になるかもしれないし。
万に一つ、『あの、もぎりのバイトのコ、誰?』なんてあい◯ょんが目を付けちゃったりして。そのまま逆玉の輿の一発逆転もある。

ただ、あい◯ょんとの結婚式も当日にお腹壊して、持ってない系ミュージシャン本領発揮しちゃうだろうけど…。


つまりは、幸せかどうか、楽しいかどうかなんて世間や周囲の客観的評価じゃなくて、思いっっっきり自身の主観でオールOKっつーこと。

上司にブチ切れられながら、休み無し週7で残業しまくり、ノルマ有な職場で年収2500万でも。

追っかけのコと雑談しながら、週3でチケットもぎって、帰りにスーパーの見切り品の鶏の唐揚げ弁当買う年収250万でも。

その違いはたかが大学受験で普段より体温が2℃高かっただけなのかもしれない。


我が息子は『早稲田卒もぎりのバイト』でも楽しく生きられればそれで良し。



まだ5歳だけども。


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