友とコーヒーと嘘とジャコウネコ
2016年2月20日
普段はドトール派の私だが、一流の男は一流の味を知らねばなるまいということで、コピ・ルアクを飲んだ。世界最高級のコーヒーである。業界では「ピーコーのクールア」として親しまれている(ウソ)。してその正体は、
“ジャコウネコの糞から採られる未消化のコーヒー豆のことである。
とのことで(これはホント)、「そもそもよくコーヒーにして飲もうと思ったな!」という面白い逸品。一杯5,000円とも8,000円とも言われてる。
以前コーヒー会社の方に話を聞く機会があり、彼等の迸る情熱たるや、やっぱり凄くて、《豆の種類×作られる環境や季節(気候)×焙煎方法×豆の挽き方》によってその美味しさや風味は無限大なのであーる!! とまだ見ぬコーヒーの味を予感させるロマン溢れる話だった。が、世界最高級コーヒーはジャコウネコのウ◯チからだなんて、最高だ。(稀少性もあるけど)
同席した女性の「でも、ウン◯から出来ただなんて、ちょっとねぇ」と普段牛肉や豚肉を平気で食べておきながら不思議な話をしているのを横目に、ゆっくりと口へ含む。
香りは普通のコーヒーとそこまで変わらないような、味は…あ、飲みやすい、口に含むと香りが広がるなぁ、ん? これは結構なめらかでフレッシュな、いやフルーティーだ、おー香りが続くなぁ、ゴクリ。わ、飲み終わった後の余韻がすごい長い〜。(原文ママ)
と、ジャコウネコさん、ありがとう。な味であった。これなら、いろんな動物にコーヒー豆を食べてもらったらいいのではないかなと思った。
思っただけだが