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ジンジャーエール買って飲んだこんな味だったっけな
2022年4月30日
そう言えば、この2月にくるりの25周年ライブを見に行ったのだった。25年前というと1997年。当時はナンバーガールやスーパーカーと並び地方発J-Rockオルタナ御三家として愛聴しており(東京組はDragon Ash、中村一義とか)、周年記念の時系列セットリストと青春時代の思い出ががっぷり四つにこんがらがって DO BE DO BE DA DA DO で心の涙腺崩壊状態。
特に"ばらの花"→"ワンダーフォーゲル"→"ワールズエンド・スーパーノヴァ"の3連続にはグッときてしまった。
それにしても、"ばらの花"にある歌詞
「ジンジャーエール買って飲んだこんな味だったっけな」
これは必殺の一行という感じが凄いする。
歌い出しの"気の抜けたジンジャーエール"と"買って飲んだジンジャーエール"の対比が、"安心"と"笑ったり泣いたり"の対比と呼応して、
別れの悲しみと、でもちょっとホッとしていて、でもその不可逆性が飲み込みきれず、ぼうっとしている感じが、よくわからないけどよくわかる。
教科書にも載るようで。
当時聴いているバンドで生き残っているものも少なくなっていて、今もsurviveしていることに感謝。
Set List(Spotify)