新しい門出
2018年の終わりに仕事を失いました。
リストラというのでしょうか。支払いが滞る状況で、給料も期日にはもらえないのが続いていました。
2019年の初めに占い館から声をかけていただき、思いがけず占い師になりました。占い師になれると思ったことも、なりたいと思ったこともなかったですが、仕事しなきゃ、だったので選択の余地なく。
知らない人が突然目の前にいらして、悩みを打ち明けられ、お応えしていく。できるのか不安でしかない。おっかなくて仕方ない。
半年はがんばろう、それで辞めよう(その間に仕事を探そう)と思ってスタートしました。
それから5年強、この間は公私共にいろんなことが巻き起こりましたが、なんとか続けることができました。
それどころかこれが私の天職では?と思っています。
自分の持っている感覚をそのまま出すことができる。
スイッチが入った感覚で、水を得た魚状態。相談者さんもスッキリしたり、元気になられたり、お役に立てたのかなと感じられるありがたさ。
勇気振り絞ってやってみなかったら知らないままでした。
きっと多分、これからもやっていくと思うのですが、街の占い館で「占い」の範疇から抜けてやってみようと思っています。
同時に占術を学び直したり、自分自身を磨いていくことに注力していきます。
やらなきゃいけない、と思うことより、やりたいと思うこと、やることを知っている(ような感覚がある)こと、やるように促されることをちゃんと見ていこうと思います。
シンドイ時期だっただけに5年続けたことを辞めるのは感慨深く。
そこで出会えた方たちに心からの感謝と心からのエールを送り、新しい門出をまた踏み出します。
まずはここをひと区切りとして、よくやりとげましたと自分自身を労って、ぼちぼちとこれからを歩いていきます。