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【五城目町・教育留学体験記②】事前準備と学校紹介
前回までのお話はこちら↓
教育留学、何を準備すればいい?
無事に日程が決まり、一安心していたところで書類が届いた。
ざっくりというと、教育留学制度の概要と、学校説明のパンフレット的なもの(実際は入学前の保護者説明会資料を転用したもの)。
これに、必要な準備物や手続きの流れ、お知らせもろもろが書かれていた。
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ただし、学校側で使用している教科書についてはこの資料ではなく、直前にメールで届いたのと、滞在する期間中の週間予定表も別途メールできたり、保育園はまた別に持ち物を確認しなければいけなかった。
ここに書かれていない個別の質問は、五城目町教育委員会の担当の方にメールや電話で問い合わせるなどして、準備を進めていった。
<小学校で必要なもの>
・教科書一式 (在籍校と異なる教科書を使用する場合はプリントを配布してくれた)
・筆箱&筆記用具
・体育着(在籍校で使用しているものでOK)
・給食着(同上)
・上履き(同上)
・外用帽子(毎日使う)
・折りたたみ傘
・水筒
・ハンカチ&ティッシュなど
学校に必須な持ち物は、思い出してみるとこんなところだろうか。(思い出したら追記する)ランドセルは持ち込みOKだったけれど、重たいため、娘は代用可のリュックサックで通学することにした。
ちなみに、一時預かりの保育園で必要だったものは、下記の通り。
<保育園で必要なもの>
・おむつ(年齢に応じて)
・おしりふき(ケース入り)
・着替え2セット/日
・エプロン(年齢に応じて)
・歯ブラシ、コップ
・汚れた衣類を入れるビニール袋
・通園バッグ
お昼寝のお布団は遠方から行くことを伝えると、園のものをご厚意で貸していただけることに。(ありがとうございました)
五城目小学校ってどんな学校?
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今回、娘が通った「五城目小学校」は、2024年に創立150周年を迎えた伝統ある学校だ。五城目町には、これまで8つの小学校があった。少子化の影響もあり、統合を行い、2020年に現在地に新校舎が建築された。
その建築コンセプトは「越える学校」。学校の枠を超え、0歳から100歳以上でも通える「五城目みんなの学校」などで、地域の人たちが学校内でイベントを行うなど、開けたスタイルが話題になっている。
教育留学中、放課後は隣接している地域図書室「わーくる」を利用できるとのことで、お迎えまではそこで過ごしてもらうことにした。
行く前の情報はこんな感じ。実際行ってみた後、予想以上の発見があり、おもしろかったので、後々記載していく。
一時預かり先のこども園ってどんなところ?
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一方、保育園の一時預かり先はというと、「もりやまこどもえん 大川分園」というこども園を利用できることになった。我が家の場合は、両親が滞在中リモートワークをする予定だったこともあり、こども園の利用を決めた。
今回お世話になったもりやまこども園(大川分園)は、一時預かりの利用者も多いという。主な利用条件は下記のとおり。
・保育時間:午前8時30分〜午後5時00分(可能な範囲で柔軟に対応)
・利用料金:1日 2,000円(2歳未満児 3,000円)
4時間まで 1,000円(2歳未満児 1,500円) ※おやつ、昼食代含む
※お子さんの年齢、行事や季節等により保育できない場合がありますので事前にご相談ください。
結果として、小規模園で、人数も少なかった分、非常に手厚い保育をしてもらえた。事前の電話によるヒアリングでは、アレルギーの有無や、特別な事情はないかなど、知っておくべきことのヒアリングもしっかりしてもらえた。園長先生をはじめ、保育士の先生みなさん、とても親切で明るく、こどもにも大人にもあたたかい対応をしてもらい、最終日はさみしくて泣きそうになるくらいだった。
こども園の一時保育を使うためには、滞在中に町の医療機関による健康診断の受診が必要だ。(この費用は町が負担してくれた ※2024年11月時点)
また、基本的には保育園を使う前に、一度面談が設けられるが、こちらも柔軟な対応が可能とのこと。
我が家の2歳BOYは、姉のサマースクール期間中、沖縄の保育園でも一時預かりを経験しており、人見知りせず、登園直後に少し泣いただけで、送迎の父親の姿が見えなくなると、すぐにアンパンマンのフロアーカーで遊び、帰宅後も毎日「せんせい、いくー!!」とご機嫌だった。
つづきはこちら↓