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この世の中は生きづらい

世の中には“敏感すぎて生きづらい”という性質に
名前がついているらしい。
HSP(=Highly Sensitive Person)といって、
極端に敏感な人という意味だそうだ。

このことを知ったとき、まさにこれだと思った。
私の場合、
・音やにおい、光
・他者の変化や反応、ちょっとした行動
・周りの環境
などに極端に敏感である。
あとは、感受性が豊かすぎてしんどい。
「気にしない」ということがなかなかできない。

普通の人は気にしないようなことが気になり、
そのたびコツコツとストレスをためる。
物事に敏感すぎるあまりいらぬ争いのもととなる。
ほとんどの人は気にしすぎだの細かいだのおかしいだのと
言うだけだ。

このHSPという性質の人は、人口の20%もいるらしい。
ほんとうだろうか?
5人に1人である。
自分の身の回りを見ると、そんなにいそうには全く思えないのだが、
みんな私のように耐えながら、ストレスをためながら、
日々生きているのだろうか?

自分でも自分がめんどくさい。
生きづらいどころか、もう生きるのがめんどくさい。
嫌になるし、無駄に疲れる。
別にそこまでして生きていたいわけではない。
好きでこんなふうに生きているわけではない。

もしもあなたの身の回りに、
この人敏感すぎる、繊細すぎる、と感じる人がいたら、
とりあえず1回、話を聞いてあげてほしい。
どんなことが嫌なのか、どんなことが苦手なのか。
すべてを理解しなくてもいい。
話を聞いて、そうなのかと知ってあげることが
相手にとってはきっと救いになるはずだ。

もしもあなたが私のように敏感・繊細すぎる人なら、
程度はあれど、きっと苦しい思いをしているだろう。
ただ生きているだけで、しんどいことも多いだろう。
私は最近快適さをお金で買うという手を見つけた。
少しお金をかけてでも、自分が苦しくならない方法を選ぶ。
なにか、気が紛れるような方法をとる。
高価すぎたり、少額が積もり積もると馬鹿にならないが、
多少はもう、必要経費だと割り切ることにした。

こうやって、自分を騙す方法をあれこれと試しながら、
今日も何故か、生きている。

あなたは今日を、どうやって生きただろうか?

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