セルフ解説02. Mask - 詞曲の化学反応
AIRPORTのアルバム「Voyagers」2曲目「Mask」の解説です。
宇宙を漂った序曲から一転して、舞台は地球へと早変わり。
2020年、多くの地球人はマスクを手放すことができなくなっていた。
もともとは今冬(2021年)、リハビリのつもりで久々に作ったインスト。
コロナ禍真っ最中、「安心」をもたらす象徴としてマスクというテーマが浮かんだ。
寒さを和らげるような、冷たさと暖かさが共存するような曲調に。
keiがつけてくれた歌詞は距離感のあるラブソングで、作曲意図とは異なるベクトルだった。
これぞソロワークスではなかなか起こり得ない化学反応である。
AIRPORTの2人は音楽やアートという共通の広場に居てよく情報共有もしているが、実のところ好きな曲やアーティスト(趣味・嗜好)はそれほど被っていない。
異なる視点を持つ2人だからこそ面白い。それを再認識させてくれる一曲。
相方keiによる解説はこちら↓
前回↓
次回↓
次の作品への励みになります。