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セルフ解説11.Voyagers - あのボイジャーたちのように
AIRPORTのアルバム「Voyagers」11曲目「Voyagers」の解説です。
この曲の歌詞はアルバム中最も新しく、2021年4月に書き上げた。
今年公開された「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の挿入歌である、松任谷由実の「VOYAGER〜日付のない墓標」に感動したことがきっかけで、ボイジャーをテーマに歌詞を書いてみようと思い立った。
無人惑星探査機ボイジャーは1号と2号が打ち上げられ、すでに太陽圏を脱している。
搭載された原子力電池は2025年には寿命が尽きるといわれているそうだ。
アンテナ老朽化、約8ヶ月ぶりにボイジャー2号に向けてコマンド送信に成功した(NewsWeek日本版 2020年11月9日)
https://www.newsweekjapan.jp/amp/stories/world/2020/11/2-317.php?page=1
待つ人の為 飛ぶと決めた
僕ら闇を突き進むボイジャー
「Voyagers」という曲は、前曲「闇照」のアウフヘーベンである。
照らされるのを待つより、ボイジャーのように闇を突き進む方がいい。あの2機のボイジャーたちのようにありたい、という意思表示である。
どういうことか?
AIRPORTの2人は、Voyagersなのである。
ボイジャーのようになりたいと思えば、あなたも私もボイジャーなのである。みんな揃ってVoyagersなのである。
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閑話休題。
サウンド面では宇宙空間の静寂とボイジャーの果敢さを両立させるべく、とにかくさまざまな音を詰め込んだ実験作である。
こんな動画も参考に。
ボーカルは基本的にkeiに任せているのだが、韻を意識した歌詞を活かしたくて、少しだけかじったことのあるラップにも挑戦した。
泣きのギターのバックにラップを被せた、怒涛のラスサビをぜひ聴いていただきたい。
そして、ペイル・ブルー・ドット(地球)から始まったアルバムは、次の終曲で再びペイル・ブルー・ドットへと帰結する。
相方keiによる解説はこちら↓
前回↓
次回(ラスト)↓
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