BUMP OF CHICKENアリーナツアーホームシック衛星2024 会場ごとの座席比較
「できるだけ近くで見たい…!」「見えづらくても音が聴けるならどこだって…」「いやでもやっぱり肉眼で見たい…!」
BUMPのチケット申し込む時、S席かA席かめちゃくちゃ迷う。”当たりやすさ”、”見やすさ”での葛藤…
この記事ではホームシック衛星2024での会場の比較を行いました。実際に筆者が参戦したライブでの座席からの写真を元に、席種ごとの見やすさ・席数などを比較、考察します。
BUMP OF CHICKENホームシック衛星2024では、S席指定・A席指定・B席指定・B席立見の4種類の抽選販売が行われました。購入方法・抽選履歴については以下の記事を参考にしてください。
(BUMPファンでない方向け)BUMP OF CHICKEN ホームシック衛星2024 ライブステージの特徴
今回の席種の比較に際し、影響を与えるステージ演出として
・島の有無
・島でのパフォーマンス量
・銀テープの有無
があげられます。ホームシック衛星ツアーでは現時点で銀テープの演出はありませんが、前回のbe thereツアーではファイナルであるさいたまスーパーアリーナでのみ銀テープの演出がありました。銀テープの有無によってS席を狙うかどうかが筆者自身はかなり変わる気がしています。
またBUMPのライブでは島と呼ばれる出っ張りがあることも座席の見やすさに影響を与える要素のひとつです。
席種ごとの比較
Kアリーナを除き、席種はS席指定・A席指定・B席指定・B席立見の4種類です。筆者の感じる各席種のメリット・デメリットは以下の通りです。
しかしながら会場ごとにどの席種が良いは結構違うので一概には言えません。それもそれで楽しい。
〇S席
メリット
・運が良ければ間近でパフォーマンスを見ることができる
・銀テープを拾うことができる(今回銀テープはありませんでしたが、抽選時点では不確定要素のため考慮)
デメリット
・傾斜がないので、運が悪いと背伸びしてもメンバーが見えない時がある
〇A席
メリット
・安定した見やすさ
・会場全体の演出を俯瞰しやすい
デメリット
・銀テープが拾えない
・会場によってはステージからとても遠いことがある
〇B席指定(わたしのオススメ(小声))
メリット
・メインステージ真横なのでA席に比べて近い
・パフォーマンス中にメンバーが歩いて近くまで来てくれることがある
デメリット
・メインステージに対して鋭角なので対岸のメンバーが見えづらいことがある
・席数が少ない!
〇B席立見
メリット(会場による)
・見る場所を自分で決めることができる
・B席立見の人となら連番でなくても一緒に見ることができる
デメリット
・最後列である
アリーナとスタンドの関係性の比較
会場の形式について、アリーナとスタンドの関係性から分類することができます。
会場は劇場としてスタンドを維持しているものと展示場などの平面大空間に座席を仮設的に作っているものに分けられます。それらの分類に伴い、座席の特徴としてスタンドの始まりがアリーナと同レベルのものと、一段上がったレベルのものに二分されます。これらを 基壇型/平面型 と呼ぶことにすると今回の会場は以下のようになっています。
・基壇型
→大阪城ホール・広島グリーンアリーナ・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ・有明アリーナ
・平面型(ステージに近く感じる)
→ポートメッセなごや・マリンメッセ福岡・ゼビオアリーナ仙台
・複合型(平面型の上にさらに基壇型の席が重なっている)
→Kアリーナ・(さいたまスーパーアリーナ)
S席からの眺めはどちらでも差異はありませんが、A・B席になると平面型の方が圧倒的にステージ(特に島部分)に近いように感じます。平面型のA席の最前列は、S席の端の席を20cm上げたような席になるといった具合です。
また平面型の多くの会場の形が四角のため、ステージからの光がつくるメンバーの影が壁にきれいに投影され、それにも感動しました。
以降、各会場の座席についての記録です。
Kアリーナ(神奈川)
複合型(Level3まで平面型、Level5,7は基壇型)
A席指定 Level7 GATE701 28列 16番
Kアリーナの構成は以下のように階段式に分かれています。
Level1 アリーナ
Level3 ロアースタンド
Level5 ミドルスタンド
Level7 アッパースタンド
2024/1/21に行われた一般販売ではKアリーナのみA席着席指定を販売。
Level1 S席指定
Level3~7 A席指定・A席着席指定
A席着席指定では各レベル前方数列が転落防止のために着席したままの鑑賞を条件に販売された席です。(なので前の人で見えないとかがなさそうで○)
Kアリーナで参戦して感じたのはS席の少なさ!!!アリーナ席が少ない!A席が約16000席なのに対し、S席が約4000席となっており、「そりゃあS席狙ってたら当たらんわ…」と思いました。
もう一つの特徴として、他の会場と違い座席が扇形に配置されていることが挙げられます。通常、花道で伸びる「島」を囲むようにA席含め座席が配置されるのに対し、Kアリーナは島を囲んでいるのはS席のみであり、A席は完全にS席の後方になる形となっています。そのためS席はステージに対し横長になり、花道が他会場に比べ極端に短くなっています。
Kアリーナまとめ
S席とA席の座席数が桁違いなので、席は遠くても良いから絶対に参戦したいならばA席に応募する。
Level3までは平面型のため近く感じる可能性アリ。
A席の傾斜が強いため他の会場よりも"見下ろす"といったイメージが強い。
音響◎ これまで様々なアリーナでライブに参戦しましたが良いのレベルが違う。
ポートメッセ名古屋(愛知)
平面型
S席 Iブロック 2列 87番
ポートメッセなごやの特徴は平面型であることです。私は横軸でも端だったので、通路挟んですぐそこにA席の最前があり、しかもS席より1段上がっているので私の席より見やすそうだと思いました。
S席は運が良ければメンバーをしっかりと見れる席になる一方で、運が味方しないときは島までメンバーが来ても見えないことがあります。ポートメッセなごやで言えばアリーナ席G~Iブロックになると見えないことが多いです。(前方のお客様の背丈にかなり左右されます。ライブ中はみんな手をあげますしね…)
逆にポートメッセなごやはアリーナ席が多い!比較的S席が当たりやすい会場だと思います。銀テが飛ぶ公演なら積極的にS席を狙っていきたいですね…!
ポートメッセなごやまとめ
S席とA席の席数はほぼ同じ
S席の後方よりかはA席の方が見さすさが保証されている。A席も列数は少なめなので遠すぎることもない。
平面型のためA席の前方はほんとに近い!
大阪城ホール(大阪)
基壇型
1日目 B席立見 整理番号165番
2日目 A席 スタンドC 12列 8番
B席立見は整理番号が割り振られており、若い番号から入場できる。座席の後方通路ぐるりと一周、どこに場所を取っても良いというシステム。
まずS席に関して、大阪城ホールはポートメッセなごや比べ列数が少ないため見ずらい席は少ない印象です。(be there ツアーの時にS席だったのですが、また運悪く最後列だったため全然見えませんでした…そんなときもあるよね)
A席に関して、安定した見やすさがあります。また大阪城ホールは全席種のなかでA席が最も席数が多いので、当選を狙うならA席をオススメします。
B席指定に関して、大阪城ホールのB席は本当にメインステージに近いのでA席よりも(もしかしたらS席よりも)見やすいです。しかし席数が少ない…。メインステージ横の数列のみなので倍率は意外と高いのかもしれません。
B席立見に関して、大阪城ホールのB席立見はA席最後列の席と同じ高さの1列後ろで見ることになります。(他会場で最後列よりも一段高いレベルの通路のところもあります。)しかし自由に移動できるため、すこし横にずれて人の隙間から見る、みたいなこともできます。
大阪城ホールまとめ
席数はA席が多い。
S席でも、見づらくなる可能性は他会場よりも低そう。
B席指定は席数が少ない代わりにメインステージに近い。
グリーンアリーナ(広島)
基壇型
1日目 1階アリーナ 50列 28番
2日目 1階アリーナ 38列 60番
S席が約4300席なのに対し、A席が約3700席(固定席4700席の4分の1ほどをメインステージに用いる)となっておりS席の狙いやすい会場という印象を受けました。
S席に関して、50列という後方でも島にメンバーが出てきたときは肉眼でもはっきり鑑賞できました。(中央部だったことも関係しているかも)
A,B席についてこの会場で経験がなく比較しづらいですが、同様に基壇型の大阪城ホールが列数22なのに対し、グリーンアリーナは列数16となっています。
グリーンアリーナまとめ
S席が多く狙いやすい
A席の列数が少なく、他会場に比べ近い
真駒内セキスイハイムアイスアリーナ(北海道)
基壇型
S席 C3ブロックアリーナ 6列 5番
真駒内セキスイハイムアイスアリーナで印象に残ったのはスタンド席の多さと傾斜の大きさ。他の会場よりも狭い(=近い)ような感覚がありました。S席が4000席なのに対しA席が6000席と多く、安定して充てるならA席かな、という印象。またB席立見の観客の姿がS席からでも確認することができ、他会場のB席立見よりも視界が良さそうでした。
真駒内セキスイハイムアイスアリーナまとめ
席数はA席が多く、客席の傾斜が大きいため安定した見さすさがある
S席が狭いためどこでも近く感じられる
B席立見(最後列)でも視界良好
以降、参戦していないためbe thereツアーの記憶+友人提供
マリンメッセ福岡A館(福岡)
平面型
A席 1階スタンドA 15列 77番
A席 1階スタンドG 4列 7番
マリンメッセ福岡A館ではA席のみ参戦。S席についての知見はありませんが、S席の座席数が少ないためどの席からでも近く感じられそうな印象を持ちました。
個人的な感想ですが、マリンメッセ福岡のA席はちょっと目線が高くなったS席と思っています。ポートメッセなごや同様、S席のレベルから緩やかな階段状にスタンド席が設けられているため、ステージに近い感覚が得られます。A席の列数は18となっており、遠くなりずらい配置。
席数については、S席がA席よりも若干少ないような気がしました。
B席立見については、大阪城ホールや真駒内セキスイハイムアイスアリーナと違いブロックに分けられているようです。
マリンメッセ福岡A館まとめ
会場自体が狭く感じるため、ステージが近い感覚
平面型のためA席がステージに近く感じる
S席少なめ、安定的に当選を狙うならA席
B席立見はブロックが決まっている
全体のまとめ
見やすさと当たりやすさは本当に運。それでも当たりやすい席種、見やすい席種を考えるのをやめられないのが筆者の性です。少しでも参考になり、席選びに役立てていただければ幸いです。
正直、S席は見えるか見えないかは五分五分だし、A席から見たらS席の人が羨ましく感じるし、銀テープなんか飛んだ日にはS席に応募しなかったことを悔いることでしょう。でもS席で最後列から数列以内だった時にはA席にしなかったことを悔いています(笑)B席は神席です。いつか最前列、行ってみたいなあああああ(大声)神よ、よろしくぅ
be thereの会場も気が向いたら追加します。
図の引用元
*1 seat-map.pdf
https://k-arena.com/wp-content/themes/k-arena1.33/assets/pdf/seat-map.pdf
*2 シートマップ | Kアリーナ横浜
*3 BUMP OF CHICKEN TOUR ホームシック衛星2024 | BUMP OF CHICKEN official website
*4 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ 座席表
https://pdf.music-mdata.com/8652.pdf?_gl=1*1n5jmuh*_ga*YW1wLXl0Z0xuaW1WT1BTRHZ3VDlMZ014OUE.
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ヌ、雫ちゃん、まゆちゃん
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