『やめとけ!チキンマン』番外旅情編・札幌「北の国から!石を食べる怪物」
じゃりが消える。
札幌市民はとても困っていた。
札幌市内では交差点などに箱が設置され
その中にはじゃりが入っている。
道が凍った時にすべらないように撒くじゃりだ。
そのじゃりがどんどん消えるものだから
札幌市民は次々と転んだ。
僕と父さんもいっぱい転んだ。
そんな頃に僕は時計台で
チキンマンを見かけたわけで。
ゆきこおばさんが言うには
日本ハムファイターズの調子が悪い時の札幌には
道路に撒くじゃりを食べる
「じゃりくい」という怪獣が出るそうだ。
そうた兄ちゃんのボクシングの試合を応援しに
札幌まで行った時
僕とほたるはテレビ塔の前で
怪獣じゃりくいを見た。
ものすごくじゃりを食べていた。
僕はとても怖くなった。
勇気を出して注意したかったけど
何も言えなかった。
そんなところにチキンマンが現れたわけで。
チキンマンはじゃりくいに
「じゃりを食べたければ山とかに行け」
と言った。
けども怪獣じゃりくいは
「それでは人が転ばないので楽しくない」
と答えた。
「ならば勝負だ」
と言ってチキンマンとじゃりくいは闘った。
その闘いがどうにもグダグダだったわけで。
そんなのを見ていても仕方がないと思い
僕とほたるは途中で帰った。
その話をそうた兄ちゃんの家でしたら
そうた兄ちゃんのお父さんに
「お前らはそうやって負けて逃げて行くんじゃ。」
と叱られた。
なんで僕らが叱られるんだと腹が立ったので
りょうこ先生と森にUFOを見に行った。
(2019年12月29日)
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